セミの想い出 その1

蟹江に戻って、夏になるとサウナにいるような真夏の蒸し暑さを一層感じさせるのがセミの鳴き声です。

団地の用水路に沿ってサクラの木が植えられていて、春にはこの辺りのサクラの名所になっています。

サクラの木にアブラゼミやクマゼミがとまって鳴くのです。

セミ捕りをしている小学生をたまに見かけますが、私たちが小さい頃ほど多くはありません。

夏休みも宿題や塾通いで忙しいのでしょう。

歳を重ねて大人になってみると、宿題や塾通いをしたことが人生には余り関係なかったと思ってしまうのは私だけでしょうか。

昔は7月の末にはニイニイゼミが鳴き始め、次にアブラゼミが鳴き始めます。

少し経つとシャーシャーという鳴き声のクマゼミが混じってきます。

その後8月の中旬からツクツクボウシが鳴き始めるという順序だったように思います。

ところが用水路脇では7月末からアブラゼミよりもクマゼミの鳴き声の方が盛んに聞こえてきます。

昔はクマゼミの数はそれほど多くはなく、高いところで鳴くので、子どもたちにとっては高嶺の花のセミでした。

今では道路脇のサクラの木の幹に沢山とまっています。

時代と共に、クマゼミの数は増えているようです。

クマゼミは日本に住むセミの中では最大で、体つきもクマと言われるくらいごっつい感じがします。

大阪城公園にもたくさんいると聞いたこともあり、東京などの関東でも増えていると聞いています。

気候の温暖化なのか少しずつ北上しているようです。いつか東北でもクマゼミが鳴き出すかもしれませんね。

今年になって7月21日に日光川ウォーターパークの樹で、クマゼミが鳴いているのを見かけました。

クマゼミは8月になってからというイメージがあったので、こんなに早く鳴くのかと吃驚(びっくり)しました。

オスの鳴き声は確かにメスを呼び寄せる手段なのか、その近くにはクマゼミが数匹とまっていました。

単に鳴いているだけでなく、メスへ存在を知らせるサインだと思われます。

どの生き物も子孫を繋ぐためには大変なんだと、ここでも考えてしまいました。

(カメムシ目 セミ上科)

カモ撮りこうちゃん