今年もハナオクラの花が咲きました
数年前まではハナオクラ(トロロアオイ)の種を採って、時期になるとプラスチックのプランターに蒔いていました。
だらしがない性格なので、秋になっても根を引き抜かないで放っておいたら、翌年にその株の脇から葉が出始めてだんだん大きくなって、例年通り花が咲きました。
多年草ではないかと思われます。
また種が庭のあちこちに落ちたらしく、脇の地面からも芽が出てハナオクラが咲きました。
とに角放っておけば、良く年にも芽が出て生長して花が咲くのです。
水の管理だけで毎年ハナオクラをお浸しで楽しめることが分かりました。
ハナオクラは朝咲き出して夕方には萎んでしまうので、市場には出回りません。
植えている家か近所の人だけが楽しんでいる食材です。
でも花のぬめりがオクラのようで美味しいです。
ハナオクラの花は、オクラ、ハマボウなどの他のアオイ科の花に比べると、フヨウと同じくらいの大きさです。
大型のフヨウに匹敵するほどの大きさです。
肥料などの関係もあると思われますが、今年のハナオクラの花は例年以上に大きくなりました。
ハナオクラ、オクラ、ハマボウのアオイ科の花は黄色っぽい花が咲きますが、ハナオクラの薄い黄色はとても上品です。
ハマボウはそれよりは黄色が強い感じです。
オクラはその中間でしょうか。
部屋から見ていると、ときどきチョウがやってきます。
ツマグロヒョウモンやアオスジアゲハですが、大きな花のメシベにとまらずになぜか蕾にとまって吸蜜しようとしています。
吸えるはずないのにと思うのですが、なんなんでしょうかね。
(アオイ科 トロロアオイ属)
カモ撮りこうちゃん