似ているハルジオンとヒメジョオンの違いを知った!
①ハルジオン
②ヒメジョオン
小学校の頃名古屋の庄内川の土手と川の間の叢をよく1人で歩き回っていました。
フラフラする習性はその時の経験からではないかと思います。
歩き回っていた時に、キク科の真ん中が黄色く周りが白い花びらの花の植物の茎を折ったりしたものです。
その植物の青臭い臭いが忘れられません。
余り良い印象ではなかったのです。
その頃は歩きながら笹先を引き抜いて、採った根元の柔らかい部分を口に入れて噛んだり、匂いを嗅いだりしました。
今から考えると植物の臭いを嗅いだり味わうことで、その植物と親しくなってきたように思います。
春になると、その花びら(舌状花)が白く真ん中(筒状花)が黄色い花をつけている植物に、モンシロチョウなどが吸蜜にきます。
最盛期には道路脇にたくさん咲いている場合があります。
秋まで咲いているものも見かけました。
ところがよく見ると春先に咲いている花は色がピンクっぽい感じです。
その後で見かける花はそうした様子がありません。
どんな名前の花なのか知りたくなり調べてみると、1つの花だと思っていたものが実が2種類の花だったのです。
ハルジオンとヒメジョオンでした。
インターネットではその違いが載っています。
そこでそれぞれの特長を纏めておきますね。
ハルジオン
・茎は中空になっている ・葉は根本の茎を抱き込んでいる
・蕾は茎ごとにうなだれるようになる ・花はピンク色もある
・花びらは細く密集している ・花の時期は4~5月頃
・大正時代に日本に入ってきた
ヒメジョオン
・茎は白い髄で詰まってい ・葉は茎を抱かない
・蕾はうなだれない ・花は白いのがほとんど
・花びらは細くない ・花の時期は6月から秋まで
・明治時代に日本に入ってきた
一年中花を咲かせているヒメジョオンの方が優勢のようです。
どちらもモンシロチョウなどの吸蜜と一体となっているイメージが私には強いのです。
皆さんもこれからの季節、両者を区別してみてはどうでしょう。
(キク科 ムカシヨモギ属 ハルジオン)(キク科 ムカシヨモギ属 ヒメジョオン)
カモ撮りこうちゃん