ヒヨドリ、メジロ、スズメはサクラの花をどう処理しているか?

春になると、サクラの花が咲き始めますが、どのサクラも同じ時期に一斉に咲くわけでなく時期をずらしながら咲いていきます。

ソメイヨシノを元にしてみると、エドヒガンはそれよりは早く、シダレザクラはそれよりも遅い感じがしています。

またヤエザクラは一番遅く咲き出します。

サクラの花の咲く時期のずれに合わせながら、野鳥たちはサクラから恩恵をうけていきます。

私が住んでいる団地の用水路のサクラのうち、日本三大ザクラの根尾谷の淡墨桜(エドヒガン)から移植した子孫のサクラは、ソメイヨシノより小ぶりですが、今年は3月15日に開花し始めました。

ソメイヨシノは24日頃には咲き出すでしょう。

この時期にはヒヨドリ、メジロ、スズメがそのサクラの花目当てに連日やってきます。

サクラの花は、基本的に下向きに咲きます。

しかも一つのツボミからいくつかの花茎を出して咲きます。

普通は3つぐらいが多いのですが、数えてみると5~6個出ているものもあります。

だからサクラの花は豪華なのですね。

下向きのサクラの花の蜜を吸おうと、メジロやヒヨドリは嘴を花の奥に入れて吸蜜します。

だから逆さまになって吸蜜する光景が見られるのです。

ところでスズメもサクラの花に引き寄せられますが、蜜を吸うために嘴を花の奥に突っ込みません。

花を嘴で食いちぎって蜜を味わっています。

なぜそんなことが起こるのか疑問に思いましたが、嘴の長さに関係がありそうです。

スズメは言ってみればヒワやジュウシマツのような三角に近い嘴です。

それに比べて、ヒヨドリやメジロは細長く花の奥まで届く嘴をしています。

そんな嘴の造りの違いが花の蜜を味わう方法にも違いが生じているようです。

スズメが花を食いちぎった木の下には、たくさんの花が落ちていました。

蜜を十分味わえたのか疑問になるような感じでした。

メジロやヒヨドリたちの嘴は果物を突いたり、花の蜜を吸うのに適した造りになっていることに感心してしまいました。

(スズメ目 ヒヨドリ科)(スズメ目 メジロ科)(スズメ目 スズメ科)

カモ撮りこうちゃん