名古屋港では、この時期カサゴが釣れるらしい

日光川の日光大橋近くには、たくさんのモーターボートが係留されています。

近くの日光川に入り込む蟹江川の水門内にもたくさん係留されています。

そのボートはプレジャーボートとは違って釣り用のもので、名古屋港や外海に出るためのものだと思われます。

ボートには立派なエンジンが搭載されていて、多くのものはヤンマー製のエンジンでした。

日光川の河口の土手を日光大橋の方に戻ってきたら、モーターボートがかなりのスピードで係留地に戻ってきました。

私の感覚では時速50㎞くらいはあるでしょうか。

先端が浮き上がっています。

名古屋港から藤前干潟を経由して、日光川の名古屋環状2号線(建設中)の飛島大橋の下を潜って帰って来たのです。

歩いていくと係留地にボートをとめていました。

余り大きなボートではなく、遊園地の貸しボートを少し大きくした感じのもので、3人が乗っていました。

その1人はボートの所有者で運転していたようです。

後の2人が客で、名古屋港に早朝に釣りに出かけて帰ってきた雰囲気に見えました。

客の1人が、クーラーボックスを2つぶら下げて土手まで上がってきたので、私は声を掛けました。

「釣れましたか。何を釣ってきたのですか。」と尋ねると、「名古屋港まで行ってカサゴを釣ってきた。」と応えてくれました。

「餌は何を使ったのですか。イソメですか。」と尋ねると、「いや疑似餌です。今日はたくさん釣れました。」と話しながらクーラーボックスの箱を開いて見せてくれました。

私はそこで写真を撮らせてもらいました。

ボックスには小振りですがたくさんのカサゴが入っていました。

「大漁ですね。」と私が言うと、嬉しそうな顔をしました。

「カサゴは刺身でも、煮つけにしても美味しい。」と応えてくれました。

私は似た魚のメバルを想い出しました。

何十年も前に、知り合いと小名浜港の岸壁でメバルを釣ったことがあります。

メバルも煮つけにするととても美味しかった想い出があります。

カサゴも定食屋で食べており美味しい魚だと思っています。

名古屋港ではこの時期になるとカサゴが釣れるようなのです。

いつか私も、そんなカサゴ釣りに出かけたいものだと思ってしまいました。

(カサゴ目 フサカサゴ科またはメバル科 カサゴ属)

カモ撮りこうちゃん