春の喜びをもたらすマンサクの花

東北では雪が残っている3月にマンサクの花が咲きだします。

マンサクは春が来るというサインの花といってよいでしょう。

天童では天童高原に続く雪が残っている山道にマンサクが咲いていました。

遠くから見ると、枯れ木の木々の中に黄色いぼやけた木があるという印象です。

近くで見ると、咲く前は花びらの黄色い部分が押し畳まれていて華やかさはないのですが、マンサクの存在そのものはとても大きいのです。

ある時、東北の人たちはマンサクの花が咲いて春が来るのを心待ちにしているという話を聞いて、マンサクの花は東北の人にとって特別の存在なんだなあと思ったことがありました。

1981年に放映されたNHKの朝のドラマ「まんさくの花」は、秋田県横手市の話です。

横手は雪が深くかまくらで有名ですね。

テレビ放映の結果なのか「マンサクの花」という銘酒も売られているようです。

3月に山形市の蔵王半郷にある「まんさくの丘」にマンサクの花の写真を撮りに行きました。

ここには障害児・者施設があり、周りの土手にマンサクが植えてありました。

そのマンサクは、天童高原で見かけた木にパラパラついて咲いている花ではなく、密集して咲いている豪華な感じの花でした。

中には、黄色ではなくピンクか橙色に近いものもありました。

野生種ではなく、園芸種ではないかと思われます。

個人的には、私は素朴な野生種の方が好きです。

東北の風情とマッチしていると思うからです。

皆さんはいかがですか。

(マンサク科マンサク属 落葉小高木)

カモ撮りこうちゃん