コフキトンボの交尾と産卵
海部郡飛島村三福には、放置している金魚養殖池に大量のコフキトンボがいます。
その周りの通路には沢山のオスとメスが近くに止まっていますが、連結したり交尾態になっている姿をあまり見かけません。
なぜ少ないのか今はわかっていません。
オスがメスの成熟度を知覚できるからか、また水面上にメスが出てきていないからなのか、交尾しない条件は何なのか、今考えているところです。
それでもコフキトンボが交尾態になったり、メスが産卵したりする姿を時々見ることができます。
交尾態になろうとすると、他のオスが横取りしようと襲いかかってきます。
どのトンボでも同じですが、オス同士は激しく縄張り争いをしますし、交尾しているメスを奪おうと襲いかかるのはいつものことです。
オスは自分の子孫を残そうとする意志があるのかとても不思議です。
多分分かってはいないと思うのですが、メスの打水産卵時にはオスが警護することもあるし、メス単独での産卵するのも見かけています。