イタドリって何ですか?
テレビの街頭インタビューで道行く人に、イタドリを知っていますかと尋ねていました。
回答者の多くは、鳥の仲間ではないかと答えていました。
これはタデ科の植物で、春先に出てきたアスパラガスのような若芽を、塩や湯で灰汁抜きをして、それを切って油いためにしたりして食べるのです。
高知県ではこれは郷土料理となっています。
上京してきた人がイタドリ料理が懐かしいと話していました。
イタドリは山形でも、同様に料理の食材にしています。
土手に普通に生えているので、姿を見れば、ああ~これかと思う植物です。
イタドリはイギリスやヨーロッパで帰化植物として増えて、生態系の被害が出ているということです。
「タデ食う虫も好き好き」という訳で、イタドリを好んで食べるイタドリハムシなどの昆虫を使って駆除しようとしています。
新しい環境ではどんどん増えてしまうのですね。