カモといえばマガモを想い出す
シベリアなどユーラシア大陸から越冬しにくるカモで、カルガモ同様大型です。
オスは頭が緑色で首に白い線んが入っています。嘴(くちばし)と足は黄色です。
基本的に植物食でドングリが大好物です。
他には水生動物も食べますが、水中には潜りません。
マガモのオスはアオクビと呼ばれています。
メスは他のカモ同様に、茶色で地味な色合いです。
メスを見てどの種のカモか同定するのは難しいです。
オスの傍にいるメスがそのカモのメスだと考えるようにしています。
観察しているとマガモの番(つが)いはとても仲が良いのです。
アヒルはマガモが家畜化されてものです。
普通のアヒルは白いのですが、殆どマガモにしか見えないアヒルもいます。
アヒルは家畜化していく中で体重が大きくなったり、羽が退化して遠くに飛べなくなってしまいました。
アイガモはマガモとアヒルのアイノコと言われていて、見た目にはマガモにしか見えませんが飛翔力がありません。
アヒルがマガモを改良した証拠は何か。
マガモのオスの尾羽の上がカールしていますが、アヒルもおなじようなカールがあることから分かります。
写真でマガモのオスのカールを確かめてくださいね。