一番小さいハッチョウトンボに出会う
渥美半島の田原市にある黒河湿地植物群落(県指定天然記念物)にハッチョウトンボの写真を撮りに行きました。
湿地の真ん中に12~13メートルほどの木道がありますが、とても小さい湿地です。
ハッチョウトンボが毎年発生しているのが不思議なくらいです。
小さなトンボなのでよく見ないと存在が分からない程です。
大きさはアブやスズメバチくらいの感じです。
日本で一番大きなトンボがオニヤンマ(100ミリ前後)で、いちばん小さなトンボがハッチョウトンボです。
日本のトンボ (ネイチャーガイド) [ 尾園暁 ] 表紙にハッチョウトンボとオニヤンマ
昔からいつか見たいと思っていた憧れのトンボでした。
大きさは、一円玉(20ミリ)位です。100円玉(22.6ミリ)を横に並べて写真を撮りましたがそれよりは小さいです。
東南アジアにもいるようですが、日本で生存している場所は限られているようです。
オスは全体が真っ赤で、メスは麦わら模様です。
夏の暑さが厳しいと尻尾を上げて、シャチホコのように止まります。
これはサナエトンボ科のウチワヤンマ(後述予定)でも同様です。