色々な動物を長年観察していると、それぞれの生き方に吃驚(びっくり)します。その生き方の中心になるのは、個体維持と種を残す種族維持です。特に種族維持、つまり種をつなぐことが、彼らが存在する意味そのものではないかと思うようになりました。

ところで、私の興味関心から「動物の本当の生態」と「野鳥の生きるしたたかさ」に便宜的に分けましたが、分けた理由に大きな意味はありません。

動物たちが、個体維持や種をつなぐ種族維持のためにどんな生き方や習性を持っているかを見ていきましょう。