シマヘビはやっぱり田んぼ付近で見かける

さまざまなシマヘビの様子

どの動物も食べ物や子孫を繋ぐのに都合が良い環境で生活しています。

田んぼの畔や川の土手を歩いていくと、ときどきヘビを見かけますがほとんどがシマヘビです。

永和周辺には黒っぽいツチガエルやダルマガエルがたくさん見られます。

ツチガエルは畦の泥に穴を作って顔を出したりしています。

アオダイショウはほとんど見かけません。

蟹江には大きな森もなく、昔の木造家屋も少なくなって、鳥が巣をかけたりイエネズミもいなくなったことと関係があると思われます。

先日永和の田んぼの畔を歩いていたら、私に気がついたシマヘビが畦から田んぼに逃げていきました。

しかし畦とイナホの間に体の一部が残ったままです。

そこで尻尾を掴んで持ち上げました。

シマヘビは頭を持ち上げましたが、尻尾を持ったまま振り回しました。

そして田植えされていない場所に投げてから動画を撮りました。

シマヘビはアオダイショウに比べると気性が激しいと言われています。

それでも顔や目を見ると、優しいおとなしい感じに見えました。

しばらくしてイナホの方に動き始めました。

ヘビは爬虫類で細長い体です。

あの体の中に全ての内臓が詰め込まれているはずです。

どうやって内蔵しているのか前から不思議だったのです。

そうしたら、日高敏隆の「動物の言い分 人間の言い分」(角川書店)にその仕組みが載っていました。

「ヘビはあのように長くなるために、大変苦労している。必要な内臓をうまく収めるのだってむずかしい。肺のように空気を吸ったらふくらむ器官はとくに困る。そこでヘビは左側の肺をなくしてしまった。そして残った右側の肺をうんと細長くして、太さを長さで補っている。ウミヘビの肺はほとんどしっぽの先まで伸びているそうだ。肝臓とか腎臓のように左右にわたるか、あるいは対になっているものは、左側を省略するか、あるいは前後に並べて収めている。」と記されています。

また移動手段として「肢をあえて捨ててしまったヘビは、明らかに異端であった。~中略~ 足を捨ててしまったが動くことは必要だ。ヘビは腹の鱗(うろこ)で歩くことにした。体の前から後へ一列に並んだたくさんの鱗を、順々に立てたり寝かしたりして体を移動させていくのである。おかげでヘビは、頭をぐっと持ち上げたまま、音もなく滑るように動いていくことができる。」と記されています。

似た爬虫類のトカゲと違って、内臓器官をなぜ改造をしたのかとても不思議です。

利点があるはずですが、今はよく分かりません。

文章から4つ足の爬虫類からヘビが分化して進化してきたと予想されます。

ただただ凄いとしか言えませんね。

(ナビヘビ科 ナメラ属)

カモ撮りこうちゃん