2月半ばを過ぎてキタキチョウ、キタテハとモンキチョウを見かけるようになった!

3月1日に見かけたキタキチョウ

3月1日に見かけたキタテハ

3月1日に見かけたモンキチョウ

秋から翌年の春にかけての冬の期間には、雑木林や土手を歩く時に、キタキチョウやキタテハを見かけないかと注意しながら歩くようになりました。

この2種のチョウは、成虫で冬を越すからです。

チョウのことが分からなかった頃は、「チョウは蛹で冬を越す」と思い込んでいました。

小さい時から知っているモンシロチョウやモンキチョウが蛹で冬を越すことから、チョウ全てが冬を蛹で越すと一般化してしまっていたのでしょう。

キタキチョウやキタテハが冬を成虫で越すことを知った時はとても驚きました。

他にもシジミチョウのムラサキシジミも成虫で過ごしていることも知りました。

どうして成虫で冬を越すのかはとても疑問です。

蛹で越すのと成虫で越すのでは、生存のためのリスクが違うように思えます。

何となく成虫の方が不利のような気がします。

降雪などの気温低下や乾燥などの気象条件によって、直接影響を受けやすい体表がもろに影響を受けやすいからです。

それに較べると、蛹の方はその殻を通して外気温と接するので、一応の安定を保てることから、成虫のままよりはリスクが少ないのではないかと考えられるのです。

なぜキタキチョウやキタテハは成虫で冬を越すのかについて、これらのチョウは南方系のチョウで、日本列島に来てから日が浅いからではないかと推測しています。

といっても五十年や百年単位という訳でなく、何百年から何千年というスパンの話です。

最近では気候温暖化によって、成虫のままで冬を越すことが容易になっているとも考えられます。

今年(2026年)2月15日に、海津市南濃町早瀬の栗林下の叢で初めてキタキチョウを見かけました。

この冬の初見日です。

2月22日には永和の雑木林の中でタンポポの蜜を吸っているキタキチョウを見かけました。

その両日ともに、冬にしてはとても暖かい日でした。

3月1日はこの日も春のような陽射しでとても暖かかったのですが、海津市森下の八幡神社の叢でも数匹のキタキチョウが飛んでいるのを見かけました。

そこから南濃町早瀬まで行く途中の用水路脇の土手ではキタテハ、キタキチョウとモンキチョウが飛んでいました。

数匹のキタテハがせめぎ合っている場面も見かけました。

また南濃町早瀬では、キタキチョウとキタテハがタンポポの蜜を吸っているのを見かけました。

その様子から、本当の春がそこまで来ていると知らせてくれているようでした。

2月15日から3月1日までの間に、モンシロチョウは一匹も見かけていません。

モンキチョウは蛹で冬を越すチョウですが、これまでの観察から、モンシロチョウよりは例年早く羽化するようです。

今回も同様でした。

冬を成虫で過ごすキタキチョウやキタテハと同じように蛹が羽化して活動できるモンキチョウは、とても賢い安全策をとるチョウなのかも知れないと考えてしまいました。 

(シロチョウ科 モンキチョウ属)(シロチョウ科 キチョウ属)(タテハチョウ科 キタテハ属)

カモ撮りこうちゃん