ニュウナイスズメが群れで行動する理由を考えてみた!
ニュウナイスズメ
木々にとまるニュウナイスズメの群れ
電線にとまって、群れで飛び立つニュウナイスズメ
五年ほど前に、ニュウナイスズメが南濃町早瀬の用水路脇の雑木林に、冬を越すために来ているのを見かけるようになりました。
観察する限りはせいぜい30羽程度だろうと思っていたのです。
今年になって、その数がこれまでより断然多く300羽は越えているようなのです。
その中には留鳥のスズメも混じってはいるのですが、それでも大群です。
今日2月12日に、用水路脇の細い枝のある灌木が群生している中で、沢山のニュウナイスズメが鳴いているのを聞きました。
私がその灌木脇の農道を歩いていくと、灌木のニュウナイスズメが飛び出してきて、他の灌木に移動してから、用水路の反対側の木々に逃げていきました。
中には1羽だけ取り残されて逃げ出さないでいる個体もいましたが、結局は用水路の反対側に飛び立って移動していきました。
この様子から、ニュウナイスズメたちは灌木から一羽か数羽が飛び立つと、他のニュウナイスズメも一斉に飛び立つようなのです。
自分が危険を感じたから飛び立つというよりは、他のニュウナイスズメの行動を見て、同じ行動をするのだと思われるのです。
その際リーダーがそうした行動をするから、それに従うということではなさそうです。
他の個体が飛び立てば、同じように飛び立つという行動習性のように思われるのです。
自分で自分なりに行動するというよりは、他の個体と同じ行動することで、生存確率を高めているように思われるのです。
まず考えられるのは、他の個体が危険を察知してくれて飛び立つので、どんな危険が迫っているのか考えることなく、どんな危険が迫っているのか考えることなく、同じ行動をすることで安全を確保する可能性が高まります。
次に、私の経験からの類推ですが、ニュウナイスズメなど含めて群れで行動する鳥たちの写真を撮ろうとすると、どの個体にピントを合わせたら良いかが分からなくなるのです。
鳥の大きな群れの写真を撮ると多くの写真はぼけてしまいます。
このことはオオタカやハヤブサなどの猛禽類は、補足する対象である鳥を捕まえるために、空中でホバリングしたりして対象をロックオンする行動をとります。
ところが群れで行動する鳥の場合には、どの個体にするか迷ってしまうのではないかと思うのです。
そこで群れから外れた1羽だけなら、ロックオンし易いと思われます。
だからハヤブサやオオタカは、群れから1羽をはずれるようにしているのではないかと思われます。
先日灌木の枝先にとまっていたニュウナイスズメの群れが、一度飛び立って、刈り入れ後の田んぼに降り立とうとしました。
降りるかと思いきや、またそこから飛び立って元の灌木に引き返していったのです。
それを何度も繰り返しました。
降りたいけれども、他の個体が降りないので、仕方なく元の灌木に戻るのを繰り返していました。
これもリーダーがいない群れの行動ではないかと思われます。
この行動はニュウナイスズメだけではなく、電線にとまっていたカワラヒワでも同じように行動していました。
群になって行動すると、とても合理的な部分もあるのですが、不便なこともあるのだと思ってしまったのでした。
(スズメ科 スズメ属)
カモ撮りこうちゃん














