南濃町早瀬で、今年初めてニュウナイスズメの群れを見かけた!
ニュウナイスズメ
枝にとまろうとやってきたニュウナイスズメ
枝から飛び立ったニュウナイスズメの群れ
ここ何年か冬になると南濃町早瀬の用水路脇の雑木林周辺で、ニュウナイスズメを見かけています。
ここ数年冬に入る頃には同じ場所に来ているかどうか確かめに行っています。
他でも書きましたが、鳥たちは保守的行動をとる傾向があるらしく、越冬のためにやっていた場所にまた翌年も来ると思われるのです。
5年ほど前初めて見かけた時は、1月末か2月初旬の真冬の時期でした。
いつ頃からやってくるのか疑問に思っていたのです。
このニュウナイスズメは、冬になると岐阜県北部辺りから南下してきているようで、夏には全く見かけません。
越冬するカモ類やアオジやカシラダカなどに比べると、近距離の移動をしているのではないかと推測しています。
今年は11月15日に、来ているかどうかを確かめに行きました。
でもその時には、ニュウナイスズメの姿は一切見られませんでした。
強風が吹いていたので、そのためもあるかも知れませんが、まだ来ている風情は見られなかったのです。
12月4日になって、まだ来ていないかも知れないと思いながらも、行ってみました。
雑木林の近くにある電線にスズメらしい鳥が何十羽とまっています。
見た瞬間ニュウナイスズメだと直感しました。
そして写真を撮り、動画を撮りました。
最近は眼が悪くなってピントが殆ど合わなくなっているので、写真は全てぼけていると思われます。
でも動画は何とか、ニュウナイスズメを撮影することができました。
そして用水路に沿って歩いて行ってから、また元の電線近くに行ってみると、近くの木にニュウナイスズメが何羽かとまっていました。
しばらくすると他のニュウナイスズメが飛んで来てその枝にとまりだしました。
その数は、全部で30羽程でしょうか。
そこで写真と挿画を撮りました。
その後自宅に帰って、動画を編集していくつかをユーチューブに投稿しました。
何年も見かけていると、だんだん愛着が湧いてくるのです。
とても不思議な感情です。
昨年の冬ニュウナイスズメを見かけた場所は、今年と同じ場所でした。
それが日にちを置きながら観察していると、そこから少しずつ移動して、春先には用水路に沿った北の方の木々が生えている場所に移動して行きました。
いつしかニュウナイスズメを見かけなくなってしまったのでした。
餌の関係かも知れません。
そんなことがあったので、今年もいつもの場所に来るかどうか心配していたのです。
でも今年も例年見かけている場所にやって来てくれました。
でも少し季節が動いていくと、ここから他に移動していく可能性があります。
それをこれからも観察してみようかと思っているところです。
(スズメ科 スズメ属)
カモ撮りこうちゃん















