メジロの顔つきは個性的で、それぞれ違っているらしい!

ビワの花の蜜を吸うメジロ

顔立ちが違うメジロたち

先日久し振りに、新蟹江小学校近くの日光川の堤防下の民家の庭のビワの木を見にいきました。

ここの庭には大きなビワの木の他に、小さなビワの木があります。

この時期になると、そのビワの木の花が咲き出します。

その頃には毎年メジロの群れがやってきて、そのビワの花の吸蜜をしています。

今年も来ているかと思って出かけたのです。

メジロの数はせいぜい10羽位ですが、敏捷に飛び回って、二本のビワの木の間にある梅の木を中継点にして、行ったり来たりしています。

でも危険を感じると、少し離れたところに群れになって飛んで行ってしまいます。

それから少し時間が経つと、また戻ってくることを繰り返します。

そこで日光川の堤防に車を停めて、車の中から、その下の民家の庭のビワの様子を眺めています。

そのメジロたちが中継点にやってくると、写真を撮ることを繰り返します。

最近白内障で眼のレンズを入れ替えたので、以前よりはカメラのピントを合わせやすくなりました。

とにかく敏捷に飛び回るので、メジロは写真には撮りにくい鳥に入ります。

何年も前からメジロを撮っていて、その顔立ちがそれぞれ違っていることに気がつきました。

カラスでもセイタカシギでも、顔つきはきっと違っているのでしょうが、私たちには同じように見えてしまうのです。

欧米人からすると、中国人も韓国人も日本人も台湾人も、みな同じように見えてしまうとよく言われますが、同じことが鳥についても同じかも知れません。

それにしても毎年、同じ時期のビワの花の吸蜜に来るメジロを見ていると、その記憶力は大したものだとしか言えないなぁと思ってしまうのです。

ここのビワの花が終わる頃には、もうメジロは見かけなくなります。

その時には、他の花が咲いているビワの木に移動して行くものと思われます。

もう少し経つと、戸田川緑地のカワヅザクラが咲き出します。

するとその蜜を求めてメジロが集まります。

そんな光景を写真に撮ることも楽しみにしているところです。

(メジロ科 メジロ属)

カモ撮りこうちゃん