日光川の土手下に、また家財道具が捨てられていた

日光川の土手に捨てられていた家財道具

久し振りに蟹江新田の日光川の土手に出かけました。

蟹江給食センターから上流の新日光大橋が架かる土手の間の一部で工事をしているので、土手をずーっと歩くことが出来なくなっています。

蟹江給食センター近くの車止め前に車を停めて、通行止めになっているところまでの間で、動植物の写真を撮ろうと思って歩き出そうとしたところ、土手下に大量の家財道具が廃棄されていました。

住んでいた部屋の一切合切の家具などのようでした。ソファ、ベッド、マットレスや机などが散乱していました。

きっと夜陰に紛れて捨てていったのだろうと思われます。

数年前にも日光川の河口近くの土手下に大きなごみが捨てられていましたが、その時は会社の資材のようでした。

夜陰に紛れて捨てるにしても、これだけのゴミの量なら、軽トラックの荷台では済まないのではないかと思われるほどでした。

今回初めに見かけたゴミの場合には、個人の家財道具のようでした。

その数日後また行って見たら、前のものの他に家財道具の残りらしいものが捨ててありました。

洗濯機、小型の冷蔵庫、服などもありました。

テレビはありませんでした。

二度にわたって捨てに来たのだと思われます。

捨てる時かなり大きな音がする筈ですが、見かけた人はいないのでしょうか。

今回の捨てられた場所は、車が頻繁に通る場所脇です。

時間帯は別にしても誰かが見かけている可能性がありそうです。

どうしてこんな風に捨てていくのか理解に苦しみます。

またどんな気持ちで捨てているのか、聞いてみたいものです。

善太川、日光川などは時々河川パトロールの車が巡回しているので、今回の廃棄されていた家財道具も気がついているのではないかと思われます。

通常はこのゴミに2か月位、所有者に持って帰るように書いた札を張っておきます。

その時期が過ぎると除去作業が行われるようですが、年間予算が限られているようで、除去されなまま放置されている期間がかなり長くなってしまうようです。

結局のところ、これらの除去には、蟹江町の財源や国交省の予算を使う羽目になり、最終的には私たちの税金を使うことになるのです。

こうした家財道具を捨てていく人たちにも、捨てる理由があるにしても、捨てられた光景を見て何とも思わないのか、とても不思議に感じてなりません。

インターネットでは、外国人から日本人は綺麗好きで、道路にゴミが落ちていないと賞賛されているのを頻繁に見かけまが、その実態はこんなものなのです。

日本人の民度の低さが関係しているのかも知れませんが、やっぱり悲しくなってしまったものです。

カモ撮りこうちゃん