愛西市立田のハス田近くで、初めてコウノトリを見かけた!

ハス田で餌を探すコウノトリ

田んぼで餌を探すコウノトリ

数日前に立田のハス田にシギの写真を撮りに行きました。

すると既に何人かのカメラを持った人たちが大きな望遠を構えて写真を撮っていました。

ハス田のレンコンを採った後の水の張ってあるハス田です。

中日新聞にヘラシギが来ていると書かれていたので、もしかするとまだいるのではないかと思ったのです。

写真を撮っている人に聞くと、既にヘラシギはいなくなっているとのことでした。

そのハス田にはタカブシギに思われるシギが2羽餌を探し回っていました。

タカブシギに似ていましたが、アメリカウズラシギといって珍しいシギとのことでした。

ビデオで動画を撮りました。

私の望遠は300ミリなので、余り遠方はぼやけてうまく撮れません。

しかも目が悪くなっていることもあって、なかなかピンチが合わないのです。

でも動画にすると大きく鮮明に見えるのです。

でも動画から写真を取り出そうとすると、ぼやけてしまいます。

数枚の写真と動画を撮ってその場を離れました。

車で農道を北に進むと、隣のハス田に大きな鳥が降りて餌探しをしていました。

見た瞬間にコウノトリだとわかりました。写真を撮っていると飛び立っていきました。

コウノトリは初めて見かけました。

写真やニュースでは見たことがあったのですが、じかに見たのは初めてでした。

それから飛んで行った方面に車で行って見ると、田んぼの中で餌採りをしているコウノトリを見かけました。

そこで写真と動画を撮りました。

ダイサギやアオサギに比べると大きい感じです。

タンチョウヅルなどと同じ位なのかと思われます。

日本のコウノトリは絶滅して、中国やロシアから譲り受けたものを飼育場で育てて、放鳥しているといわれています。

有名なのは兵庫県豊岡市のコウノトリの郷公園のものですが、他に福井県越前市、千葉県野田市でも放鳥されているようです。

中国から飛んで来た野生個体含まれているようですが、2024年7月31日現在「兵庫県立コウノトリの郷公園」の資料によれば、430羽確認されているようです。

愛西市立田に来ているコウノトリは、豊岡市のものか、福井県越前市で放鳥されたものは定かでありませんが、越前市の方が近いと思われるので、西風に乗ってやってきたのではないかと推測しています。

以前の中日新聞には、立田のハス田でネットに絡まって身動きできないコウノトリを助けたという記事が載っていたと記憶しています。

こうした危険を避けながら、繁殖して数が増えてくれれば良いなぁと思ってしまいました。

私にとっては、そんな記憶に残るコウノトリとの出会いだったのです。

(コウノトリ科 コウノトリ属)

カモ撮りこうちゃん