スズメとカワラヒワがスイバの実を啄んでいた
ネットの向こうで、スイバの実を啄むスズメ?
土手でスイバの実を啄むカワラヒワ?
ベニシジミ
春の始まりには川の土手でたくさんのイタドリを見かけるようになります。
その頃のイタドリは芽が出始めですが、少し経つと太い茎になってきます。
住んでいる蟹江周辺ではたくさん見かけます。
その頃が山菜として食べる地方では食べ頃なようです。
高知県や山形県ではそんなイタドリの郷土料理が作られています。
それを過ぎて4月下旬になると、花茎が長い穂のような感じのスイバが遅れて生えてきます。
スイバを意識するようになって叢や土手にたくさんあることが分かってきました。
スイバの近くではなぜかベニシジミをたくさん見かけるのです。
関西線永和駅北側の叢では、スイバの周りをたくさん飛んでいました。
近くにタンポポの花も咲いているので吸蜜のために来ているのかと思っていたのですが、ベニシジミの幼虫の食草がスイバ、ギシギシ、ヒメスイバなどタデ科なので、オスがメスを探して飛び回り、結果的にスイバにメスが産卵しているのではないかと合点しました。
昔からスカンポはイタドリなのかスイバなのか分からなかった時がありました。
2021.5.18づけのblog「スカンポってスイバそれともイタドリどちらなの?」でどちらもそう呼ばれているらしいと書きました。
町内の日光川ウォーターパークに写真撮りに出かけたとき、野球場のネット付近のスイバにスズメが何羽か飛んで来てとまっていました。
できた実を啄んでいるように見えました。
これまでそんな場面は見たことはなく、スイバの実も食べるのかと吃驚したのです。
数日後愛西市の木曽川の土手付近を散策していたら、近くの木からカワラヒワが2羽飛んで来て、スイバの花茎にとまり実を啄んでいました。
ここでもスイバの実を食べるのかと一瞬思ったものの、それぞれのカワラヒワが啄んでいる様子から実を啄んでいると判断しました。
その実の1つをとって潰してみたら、中に種がありました。
でも周りの萼片が大きくて食べ難いだろうと思われます。
でもスイバを餌にできるとしたら、スズメやカワラヒワにとって、この時期は餌の宝庫だろうなと思ってしまいました。
そのくらい周りはスイバだらけなのです。
(スズメ目 スズメ科)(カワラヒワ スズメ目 アトリ科)
カモ撮りこうちゃん