ミコアイサのオスが小群で行動しているのはなぜだろう?

2月21日に佐屋川で見かけたミコアイサのオスの小群

ミコアイサのあれこれ

蟹江周辺では冬になるとミコアイサが毎年来ていますが、どの河川にも来ている訳ではなく、ある特定の場所にきています。

日光川ウォーターパークの大膳川、善太川の新大井橋付近、蟹江新田の佐屋川、善太川の善太橋西付近で見られます。

2~3年前までは大膳川でミコアイサの小群を見かけていましたが、最近は余り見かけなくなりました。

それが佐屋川でミコアイサを見かけるようになったのです。

5~6年前から来ているのを見かけているので、ウォーターパークのミコアイサが佐屋川に移動してきているのかどうかは、今のところ判断できかねています。

最初ミコアイサを見かけた時は、「カモのパンダ」と叫んでしまったほど、顔の雰囲気が似ているのです。

目の周りが黒いところがパンダそっくりです。

「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と溪谷社)には「冬鳥。北海道北部では少数が夏鳥。環境は湖沼、池、河川など。河口や入り江にも入る。行動は1970年頃から急に増加し、100羽以上の群れが見られたこともあったが、近年では数羽から数十羽の群れで行動するものが多い。川では流れに乗って移動したり、湖面で活発に動き回る。潜水して主に魚類や貝類、甲殻類などをとる。森林の中の湖沼近くの樹洞に営巣する。」と記されています。

蟹江周辺には12月に入ってから見かけることが多く、3月初旬にはもう見かけなくなります。

大膳川では、オスとメスが混群になって行動している様子を見かけていましたが、佐屋川では様子が違います。

生殖羽になったオスだけの小群で行動しているのです。

佐屋川の北の方の尾張中央道の橋下の水面でもミコアイサの群れがいるようですが、その内訳は確認していません。

佐屋川に打ち込む佐屋川ゴルフクラブ場周辺では、なぜかオスの小群だけで行動しているのです。

綺麗な白い羽の生殖羽なので、成鳥に違いないと思うのですが、なぜオスだけで行動しているのか理解できないでいます。

まだ繁殖に至らない若いミコアイサのオスの群れなのか、それとも、まだ2月中旬でペアになる時期でないからか、オスだけのグループで行動している理由が分かりません。

このオスたちは1羽が潜りだすと、続けて他のオスも潜っていきます。

どうも集団で魚を追いかけて狩りをしているようです。

こうした集団での狩りは、大膳川でも以前見かけたことがあります。

集団で潜って魚を追い立てると、捕れる確率が高くなるのだろうと思われます。

集団で潜って魚を追い立てる行動はカワウでも見かけます。

カモたちも工夫しながら魚を捕らえているのだなぁと思ってしまいました。

それにしてもオスだけが小群で行動する意味は何なのか、分からないので、気持ちがもやもやしています。

(カモ科 ミコアイサ属)

カモ撮りこうちゃん