真冬の2月15日に、キタキチョウの成虫を見かけた!

冬の2月15日に見かけたキタキチョウ

キタキチョウのあれこれ

今年(2026年)1月には強い寒気がきて、北日本や日本海側では豪雪で、雪下ろしの死者も例年になく多くなっています。

反対に太平洋側では雨が降らずに、ダムの水位が下がって水不足のニュースが毎日放映されています。

しかし2月に入ると気温が4月並みに上がって、蟹江周辺ではやっと雨も降り、道路に水溜まりもできました。

例年この時期は北風が強く、写真撮りに行く際にも、防寒に気をつけながら歩いていたのです。

2月15日には、名古屋に住む甥が、タゲリを見たいというので飛島村に行きました。

幸いにもタゲリ、セイタカシギなどが見られました。

その後木曽川駐車場のシロチドリがいないかと行ってみたのですが、日曜日ということもあってか、シロチドリは見られませんでした。

その後、海津市の森下でチョウゲンボウ、カワラヒワを見てから、南濃町早瀬にニュウナイスズメの写真を撮りに行きました。

この日は、4~5日間4月上旬の気温が続いて、しかも雨が降り、防寒具なしで歩ける陽気だったのです。

早瀬ではニュウナイスズメとカシラダカがいないかと、用水路脇の農道を歩いていくと、梅林と栗林の間の下草付近でキタキチョウが1匹、ふらふらと飛んでいました。

キタキチョウは成虫で冬を越すチョウです。

数日前にも、定点観測地の永和の雑木林の南側で、キタキチョウの成虫を見かけないかと歩いていたのですが、見かけなかったのです。

今回キタキチョウの成虫を南濃町早瀬の用水路脇で見かけたのでした。

やっぱり出てきているよなという感想を持ちました。

これまでの観察からの経験則では、冬の間、枯れ草や枯葉の下で冬を過ごしているキタキチョウは、春のような気温の天気が良い時に現れるものの、ただ気温が高いというだけでなく、その温かさと雨が降るという条件が重なった時に、現れるようだと考えていたのです。

今回見かけたキタキチョウも、数日前に雨が降り、気温が4月上旬並みに上がっていたときに現れています。

私のこれまでの「春のような気温の天気が良い時で、数日前に雨が降って地面などが湿っている時に現れる」という規則を作っていたのです。

冬を越すチョウは他にキタテハやヒメアカタテハなどがいますが、この条件はキタキチョウだけなのかは、今のところ定かでありません。

今回見かけたキタキチョウの裏翅には茶色の線が1本入っていました。

これは秋から冬にかけて羽化したキタキチョウに見られる特徴だと思われます。

私は秋に羽化したキタキチョウだろうと思ったのです。

うまく春まで越冬して、子孫を残してくれたらなぁと思ってしまいました。

こうした出会いも写真撮りの醍醐味だと思うのです。

(シロチョウ科 キチョウ属)

カモ撮りこうちゃん