永和のヨシ原で3年振りにオオジュリンを見かけた!

2026.2.5に永和で見かけたオオジュリン

ヨシハラで茎を齧るオオジュリン

5~6年前には、冬になると日光川や善太川の土手下のヨシ原でオオジュリンを見かけたものでした。

オオジュリンは面白い生態を持っていて、ヨシの茎を齧ってそこに潜むムシをとる習性があるのです。

蟹江周辺で見られるホオジロ科のアオジ、カシラダカやホオジロにも姿形が似ていて、知り始めの頃はその区別は全くできなかったのです。

でも茎を齧る行動は、他のホオジロ科の仲間では見られません。

そこで姿形が曖昧でも、その齧る習性だけで区別できたのです。

ところがこのオオジュリンを見かけなくなりました。

その見かけない理由の1つに、川の土手の改修工事でヨシ原のヨシを刈り取ってしまったこと等、冬期に生息できる場所が少なくなってきている可能性があります。

2つ目は、オオジュリンが冬期に渡ってくる数そのものが減少してきているようにも感じられるのです。

他に冬鳥のカシラダカでも同様です。

2つ目の理由の根拠として、個人的に感じているのは、日光川や宝川の土手下のヨシが生えているところで、数年前から見かけなくなってきていること、また海津市南濃町早瀬の川の土手でも見かけなくなってきていること等があります。

永和の関西線脇の線路下のヨシ原にも3年前にはオオジュリンを数羽見かけていたのですが、この2年程全く見かけなくなってしまったのです。

ただ、木曽川の水辺に生えているヨシ原では、オオジュリンを昨年の冬に見かけました。

この地方にもまだオオジュリンがやってきていることは間違いないようですが、木曽川から離れた河川付近のヨシ原までにはやって来ていないのではないかと思われるのです。

今日(2月5日)に永和の沼に写真撮りに行ったら、関西線の線路下のヨシ原にオオジュリンが3~4羽いたのを確認できました。

すぐにヨシ原の中に入り込んでしまうので、なかなか写真を撮ることが難しいのですが、それでも久し振りに見かけたので嬉しくなってしまいました。

蟹江周辺は土地改良や家屋や工場などが建てられてきて、雑木林や野生植物が生える叢などの環境が少なくなってきています。

そんなことが、オオジュリンが蟹江周辺にやって来なくなった理由かも知れません。

こうした環境の変化にも関わらず、増え続けているのはカラスです。

カラスはオオジュリンやカシラダカとは違って、人の活動に合わせて、生きるための術を学習する能力を持っているように思えます。

そんなことを考えながらも、永和で久し振りにオオジュリンを見かけたことで、心がほっとしたと同時に嬉しくなった自分がいたのです。

(スズメ目 ホオジロ科)

カモ撮りこうちゃん