数年振りにアゲハチョウ(ナミアゲハ)の交尾態を見かけた!

9月19日に見かけた交尾態

2020年7月に見かけた交尾態

アゲハチョウのあれこれ

蟹江周辺の雑木林や叢を歩き回っていると、季節の移ろいの中でチョウなどの種類も変化してきます。

そしてある時期になると交尾態をよく見かけるようになります。

例えば、モンシロチョウ、モンキチョウ、ツバメシジミ、ベニシジミ、ヤマトシジミなどはよく交尾している姿(交尾態)を見かけます。

ときどき見かけるのはツマグロヒョウモンですが、交尾に至るまでのオスの苦労が大変だという印象があります。

この交尾中は無防備になり大きな危険があるようです。

じっとしている時間が30分以上になる場合があるので、敵などに襲われる危険が高くなるからだと思われます。

これまでアゲハチョウ(ナミアゲハ)の交尾態は2回しか見ていません。

アゲハチョウ(ナミアゲハ)はアゲハのうちではよく見かけるチョウなのですが、交尾態になった姿は殆ど見かけないのです。

初めてナミアゲハの交尾態を見かけたのは、2020年7月10日でした。

それから見かけたことはありませんでした。

小さい時から最近まで、アゲハチョウと呼んでいたのですが、最近このチョウをナミアゲハというようになったらしいのです。

アゲハにはキアゲハ、アオスジアゲハ、クロアゲハ、ジャコウアゲハなど、アゲハとつくアゲハチョウがたくさんいるので、アゲハチョウというと、それらを含むと考えられるからです。

ところが今年の9月19日に木曽川東岸の岸辺に近い叢で、ナミアゲハの交尾態を見かけました。

私も知らずに近づいて行ったので、交尾態のナミアゲハは少し飛んで近くの叢の葉にとまりました。

その姿を写真と動画に撮りましたが、尻の交接部分がうまく撮れませんでした。

その為少しボケてしまっています。

ナミアゲハの交尾態を見たのは、人生で2度だけで、しかも5年振りの出会いでした。

これほど多くのナミアゲハが飛んでいるので、交尾態の姿を頻繁に見かけて良さそうなのですが、なかなかそうした場面には出くわしていないのです。

とても不思議です。

以前は動画に撮らなかったので、動画も撮れてラッキーだったと思っています。

(アゲハチョウ科 アゲハチョウ属)

カモ撮りこうちゃん