8月20日に飛島村でセイタカシギの群れを見かけた!
金魚養殖放棄池で見かけたセイタカシギ
ケリと混群になって飛ぶセイタカシギ
セイタカシギの飛翔
蟹江周辺で見かけるセイタカシギは、近くの鍋田干拓地の営巣地で繁殖しているようです。
私自身はその様子を見に行ったことがないので、本当かどうか分かりません。
冬季になると毎年セイタカシギが、飛島村の金魚養殖の放棄池にやってきて、餌を採っているのを見かけています。
数年前は2羽の番いらしいものを見かけましたが、今年はそれも3組、そのうち1組は3羽でした。
見かける数が多くなっていました。
これらは冬から春の初め頃まで見かけることが殆どだったのです。
このセイタカシギは南の国から北の国に移動する途中で、飛島村の田んぼや養殖池の放棄池に寄っているのだと考えていたのです。
ところが、フェイスブックにその写真を投稿した時に、セイタカシギは伊勢湾で冬を越し、この地方で繁殖していると教えてくれる人がいました。
その後、三重県の松坂市や愛知県の西尾市一色などでも繁殖している記事やニュースを見かけるようになりました。
私が見かけているセイタカシギは、鍋田干拓地近くの営巣場所から飛んで来るのではないかと思っています。
毎日見かけるかと思うとその後見かけなくなり、しばらく経つとまた同じ場所に戻って来るのです。
そんなことから、繁殖地や季節を過ごす地域が近くだと予想されます。
そこで鍋田干拓地で繁殖している仲間だろうと推測しているのです。
一年中同じ地域で過ごしている筈ですが、これまで夏には見かけたことはありませんでした。
フェイスブックに、関東地方の海岸線近くで9月頃にセイタカシギを見かけたと投稿していた写真を見かけたことがあります。その当時は渡り鳥だと考えていたので、そんな筈はないと思ったのでした。
数日前の8月20日に飛島村にショウジョウトンボの写真撮りに出かけたら、養殖放棄池でセイタカシギの5羽位の群れを見かけました。
ケリの群れもいて混群になっていました。
冬にはそこで餌採りしていた場所でした。
それを見て驚いたのです。
夏でも見かける可能性があることは知っていたのですが、実際に見ると、本当にそうなんだと思ってしまったのです。
セイタカシギは危険に敏感で、私が遠くで車から降りて、写真と動画を撮ろうとするとすぐ飛び立ってしまいます。
その時はケリと一緒で混群になっていました。
でもある程度飛んでから、同じ場所の少し離れた放棄池に降り立ちました。
そして三々五々餌採りを始めました。
夏にセイタカシギを見かける可能性があることは分かっていても、実際に目にするのとは随分違うものです。
写真の様子から、親と幼鳥の家族のように見えました。
セイタカシギの卵が羽化して育つ確率はかなり低いと聞いているので、幼鳥が3羽のように見えたので、もしそうなら良かったなぁと思ってしまいました。
(セイタカシギ科 セイタカシギ属)
カモ撮りこうちゃん