今年の1月には、木曽川西岸でシロチドリは見かけなかった!
2024.12.4に見かけたシロチドリ
2024.12.10に見かけたシロチドリ
2024.10.31に見かけたシロチドリ
2024.10.31に見かけたハマシギ
ここ2年程、立田大橋脇の木曽川西岸にある駐車場で、秋から春にかけてシロチドリを見かけていました。
その数もせいぜい10羽程度ですが、真冬の寒い時期にも、駐車場の駐車位置を示す白線の上に留まっていました。
土曜日曜になると色々な催しが行われるために、沢山の車が駐車しています。
そんな中でも開いている空間にいたのです。
シロチドリの家族がここで冬を過ごしているのだろうと思っていました。
また風に飛ばされた餌を見つけやすいのも、この駐車場で冬を越す理由だと思われました。
秋口には、そのシロチドリにハマシギが混じっていたのですが、そのうちハマシギはいなくなってしまいました。
同じことが2年程続きました。
昨年(2024年)の秋から、時々その駐車場にシロチドリの観察に出かけていましたが、秋口はシロチドリとハマシギを見かけていました。
その後ハマシギの姿は見られなくなって、12月の下旬になってシロチドリも見かけなくなりました。
年が明けてからも、時々駐車場にいって、シロチドリがいないかと見て回っていますが、その後は一度も見かけなくなりました。
どうしてシロチドリを見かけなくなったのか分かりませんが、今年の秋はもう見られないのではないかと思っています。
この駐車場で冬を越していたこと自体が不思議なのですが、何かの原因があっていなくなったと思われます。
それは何かは分かっていません。
このシロチドリは三重県の県鳥になっています。
昔はいたるところで見られたチドリの仲間でしたが、今では少なくなっているということです。
立田や飛島村で見かけるチドリの殆どは、コチドリでシロチドリを見かけることは全くありません。
シロチドリは木曽川沿いの水辺などで生活しているのでしょうか。
また冬鳥のハマシギも数が減っていると言われています。
春になって繁殖期のカラフト、カムチャッカ半島、シベリア北部に移動していくと思われますが、営巣地や越冬地である日本の環境改変、また越冬地までの渡りルートの環境変化などによって、見られなくなっているのではないかと予想されます。
いつも見かけてきたシロチドリが見られなくなると、なぜか寂しく感じるのは何故なのでしょう。
そんな気持ちが起こることがとても不思議です。
(チドリ目 チドリ科)
カモ撮りこうちゃん