今年も飛島村の田んぼで、餌採りするユリカモメの群れを見かけた!
餌をとるユリカモメ
飛翔するユリカモメ
水浴びするユリカモメ
4月12日に飛島村周辺に鳥の写真を撮りに出かけました。
飛島村服岡の金魚養殖池跡ではイソシギとコチドリが、湿った池の泥の上を歩きながら餌を探していました。
イソシギは留鳥ですが、コチドリは夏鳥だと思い込んでいるのですが、愛西市立田のハス田では冬でもコチドリを見かけました。
この周辺では夏鳥とやって来るのか、それとも一年中いるのか、今のところ分からないままです。
飛島村渚の水の張った田んぼでは、今年もユリカモメの群れが餌採りをしていました。
蟹江周辺の宝川や日光川の河口では、10月上旬を過ぎると、ユリカモメを見かけるようになります。
そして川の水門付近で餌採りしているのを見かけます。
一定の時刻になると、水門を開いて水を流しているらしく、それを知って魚を捕りに来るのです。
その場にはカワウの群れも来てひっきりなしに潜っています。
そんな時期を過ぎて4月中旬になると、飛島村では早場米のコシヒカリの植え付けのために、田起こししてあった田んぼに水を入れます。
すると、そこにユリカモメの群れが飛んで来て、餌取りを始めるのです。
4月下旬にはユーラシア大陸に北帰行すると思われますが、その前にここで体力をつけて、その準備をするのではないかと思われます。
ユリカモメは他の鳥に較べると、余り危険を感じないらしく近づきやすいカモメだと思いますが、4月の田んぼでの餌採りの時期には、農道の車から割りと近くで写真を撮れるようになります。
夏羽になってだんだんと顔が黒くなり、嘴も黒っぽくなっています。
顔がマスクするように黒くなるのは、オスとメス両方のようです。
中には、その黒が斑だったり、白いままだったりと色々です。
多分1年目か2年目の幼鳥だからか知れません。
ただ田んぼ付近や川周辺を飛んでいる時のユリカモメを見ると、カモメが飛んでいるなぁと思う程度ですが、そのユリカモメの群れが、だんだんと高度を上げて移動して行く様子を見ると、これなら海を渡っていけるだろうと思ってしまうのです。
それほど小さくなってしまうほど高く舞い上がっていきます。
その移動能力の驚いたことを想い出します。
また今年の秋に、この蟹江周辺にやって来て、また来年の春にこの田んぼ周辺で見かけることを、今からもう期待しているのです。
(チドリ目 カモメ科)
カモ撮りこうちゃん