こんな艶やかなハナモモを見かけたのは初めてだった!
船頭平公園で見かけたハナモモ
団地で見かけたハナモモ
4月10日に愛西市と桑名市の境にある船頭平河川公園に、ヒメウズとスルガダイニオイなどのサクラの花の写真を撮りにでかけました。
その公園は、明治期に木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の分流工事後、木曽川と長良川の間を交互に通れる閘門(こうもん)を設置した場所です。
木曽川と長良川では平均すると59㎝くらい、木曽川の方の水位が高いので、その水位を調節し、両河川間の船を通すのが、船頭平閘門なのです。
その公園に入って、シダレザクラ、ヒメウズやショカツサイ(ハナダイコン)の写真を撮っていたら、その近くの木にピンク、白や赤が混じった花を咲かせている木を見かけました。
周りを見てみたら、そうした木が何本もあって驚いてしまったのです。
その花の近くまで行って、その花の花柄を見ると、長くなっているのでウメではないと思いました。
しかもウメの咲く時期は終わっているのです。
するとサクラかも知れないと思いましたが、今勉強中のサクラの中で、こうした一本の木に赤や白などが混じっている花を咲かせるものは見たことがありません。
何だろうと疑問に思ったのです。
公園事務所の木曽川文庫の建物まで行って、聞いてみようと思って近くまでいくと、その花壇に植えてあった木にハナモモという標識がありました。
「ハナモモ」なんだと思ったのでした。
ハナモモといえば、住んでいる団地の用水路脇の土手にもハナモモがあり、今ピンクの花が満開になっています。
大きさは小さ木なのです。
数年前、この花を咲かせる木が何なのか分からなくて、フェイスブックに投稿して、その名前を教えて貰ったことがありました。
すると「ハナモモですよ」とすぐに反応があったのです。
それ以来、それがハナモモだと思っていたのです。
今回、船頭平河川公園で見かけたハナモモは大きさが、それよりは大きくヤエザクラのような雰囲気で、しかも枝にびっしりとついているのです。
モモだったんですね。
私の中でのハナモモの思い込み、つまり「大きさは小さく、色は一様である」という考え方を大きく壊す働きをしたのが、この公園で見かけたハナモモだったのです。
連日いろいろの所を歩き回っていると、そうした予想を超えるような体験をすることがあります。
それがふらふらと写真撮りで歩き回る楽しみだと、再度思ってしまったものです。
(バラ科 サクラ属 スモモ属 ハナモモ)
カモ撮りこうちゃん