3月中旬頃には、コハコベしか咲いていないような!
コハコベ
ミドリハコベかな?
ハコベの仲間を知るようになって、色々な種類があることが分かってきました。
単にハコベと呼ばれるものには、コハコベとミドリハコベがあります。
またハコベの仲間にはウシハコベもあります。
一見すると同じハコベに見えるのですが、どうも違っているようなのです。
これまでハコベが偶然咲いている時に、その写真を撮ったりしてきましたが、春になってハコベの写真を撮ろうと構えていたら、3月になって沢山のハコベが咲いているのを見かけました。
こんなに咲いているのかと思ったのです。
最初見かけたのは3月初旬で、関西線の永和駅北側の叢でした。
ソメイヨシノが植えてある根元付近に咲いていたのです。
その写真と動画を撮りましたが、その花のメシベの形とオシベの数を見ると、コハコベではないかと思われました。
というのはメシベの花頭が3つに分かれているのと、オシベの数が7個位までなのです。
しかも茎が茶色いこともコハコベではないかと思う理由です。
その先にある永和の雑木林でもハコベが咲いていましたが、それもコハコベのようでした。
ミドリハコベの写真を撮りたいと歩き回っているのですが、今のところ見当たりません。
生えて花が咲く時期がもっと遅いのではないかと思われます。
コハコベとミドリハコベの花が咲く時期が違っているようなのです。
また牛ハコベはもっと遅く夏になってからのように感じています。
ウィキペディアで調べてみると、「ハコベとはナデシコ科ハコベ属の植物。『ハコベ』は一般にコハコベとミドリハコベを総称していう。単にハコベというときはコハコベのことを指す場合がある。コハコベは越年草。ハコベラ、アサシラゲ、ヒヨコグサなどとも呼ばれる。」。
「コハコベは単にハコベとよばれている種。道端、空き地、畑などに生える。茎は暗紫色を帯びる傾向が強く、片側に軟毛が生える。花柱は三個、オシベは一~七個。旧大陸原産で日本全土に帰化する。」「ミドリハコベは、日本全土、アジア、ヨーロッパ、アフリカの温帯・亜熱帯に広く分布する。道端、空き地、畑など、コハコベと同じような場所に生えている。コハコベよりは大型で、成長した際の高さは十五~五十センチくらいになる。茎はほとんど緑一色。葉は卵型となり、短い柄をつけ、対生する。~中略~ 花柱は三個、雄しべは五~十個。この数はハコベの識別点にもなっている。」と記されています。
コハコベは日本にいつ頃に入ってきたのか分かりませんが、ミドリハコベよりは早い時期ではないかと思っています。
どこにでも咲いていることから完全に日本の植物になりきっているからです。
それに較べるとミドリハコベは、それほどではないからです。
本当かな-。
(ナデシコ科 ハコベ属)
カモ撮りこうちゃん