ヒドリガモが集団で木曽川の土手下の叢で採餌していた!

木曽川土手下で採餌するヒドリガモの群れ

ヒドリガモのあれこれ

3月の初旬になると、そろそろカモたちが北帰行を始める季節です。

カモたちは家族単位で木曽川などの大きい川から、中小河川に分散して冬を越し、北帰行に合わせて木曽川にまた集結してくるようです。

マガモやコガモはかなり大きな群れで、秋に木曽川周辺にやって来ている頃と、北帰行するために木曽川に戻って来ている時期には見かけます。

当然ながら、その間の季節にも、多少の数を見かけることがあるのですが、これほどの多さではありません。

木曽川ではマガモ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホシハジロなどを見かけますが、マガモとコガモ以外は、それほど数は多くはないようです。

3月初旬になって木曽川の立田大橋の南側の芝生の上で、午後に何十羽のヒドリガモが餌取りをしていました。

降りている植物の種を探しているのか、芝の根や草を食べているのかは分かりませんが、とても目立ちます。

人が歩いていくと、一斉に飛び立って木曽川に避難していきます。

こんな集団で陸上に上がって採餌している光景を、数年前の清須市の五条川の土手でも見かけました。

カモたちは朝早くと、夕方に川の土手などで採餌している様子を見かけます。

善太川ではマガモとコガモなどが土手やそばの田んぼで餌採りしている光景を見かけたことがあります。

なので、ヒドリガモだけが群れで陸上の餌採りしているという訳ではなさそうなのですが、これだけの集団で餌採りしている光景をみると、ヒドリガモの習性の一つではないかと思ってしまうのです。

これほどの数のヒドリガモなので、いくつかの家族が集まっているのだと思われます。

そろそろ北帰行する時期なので、また秋にこれらのヒドリガモが木曽川にやって来ることを期待しています。

(カモ目 カモ科)

カモ撮りこうちゃん