カワヅザクラが蟹江でも咲き出した!

今年、永和の沼で咲き出したカワヅザクラ

昨年の3月末にカワヅザクラの蜜を吸いに来たメジロ

蟹江周辺で見かけるサクラのうち、カワヅザクラが最初に見かけるサクラです。

数日前の3月10日過ぎに、永和の沼の周りに植えてあるカワヅザクラの数輪が咲き出しているのを見かけました。

ピンクの綺麗なサクラで目立ちます。

他にも戸田川緑地でもカワヅザクラが何本も植えてあり、例年華やかな雰囲気で咲いています。

そのサクラの蜜を吸いに来るメジロの群れが見られるので、その写真を撮りに行っています。

ここ1週間もすると、満開になってメジロの写真も撮れるのではないかと思っています。

このカワヅザクラは、ウィキペディアによれば「樹高は亜高木、樹形は傘状。一重咲きで4㎝から5㎝の大輪の花を咲かせ、花弁の色は紫紅。オオシマザクラとカンヒザクラの雑種にさらにカンヒザクラが交雑した種であり、オオシマザクラ由来の大輪の花と、カンヒザクラ由来の紫紅の花弁の色と早咲きが大きな特徴である。~中略~ 1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美が河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたことが由来である。1966年から開花し、当初、発見者の飯田家の屋号から『小峰桜』と地元で言われてきたが、その後の学術調査で今までに無かった雑種起源の栽培品種であると判明し、1974年に『カワヅザクラ(河津桜』と命名され1975年に河津町の木に指定された。)と記されています。

サクラの品種が沢山生み出されてきたサクラはオオシマザクラであり、その遺伝的な不安定さが幾多のサクラの品種を作ってきたようなのです。

ウィキペディアのオオシマザクラには「鎌倉時代に関東南部に人の往来が多くなると、現地のオオシマザクラが栽培され京都に持ち込まれるようになったと考えられている。そして室町時代にはオオシマザクラに由来するフゲンゾウやミクルマガエシが誕生し、江戸時代にはカンザンなどの多品種のサトザクラ群が生まれて、現在まで多くの品種が受け継がれている。」と記されています。

またオオシマザクラ系のサクラには、クマリンというサクラ湯にする良い香りがするものもあります。

私は長い間、サクラなら全てサクラ湯にできると考えていましたが、どうも違うようなのです。

このように、なかなかサクラの花の世界も、面白そうな世界だと思うようになっています。

(バラ科 サクラ属)

カモ撮りこうちゃん