木曽川の土手下の芝生のところでヒバリを見かけた!

木曽川の土手下で見かけたヒバリ

飛島村の麦畑で休むヒバリ

7月に鉄の杭にとまったヒバリ

長い間、野鳥を観察していてヒバリが留鳥であることが実感できるようになりました。

頭では分かっているのですが、春以外にはなかなか目にすることがないのです。

春になって、コムギ畑や木曽川の土手の上空で囀っているのはよく見かけていましたが、その他の季節にはどこでそんな生活をしているのか、なかなか目にすることができませんでした。

それでも何年間の間に、飛島村では夏にも畑や叢で数羽の群れで行動しているのを見かけました。

それもすぐ逃げて行ってしまいます。

ところが春になると、囀ることもあるからか、特にその存在が目立つようになります。

麦畑周辺ではいたるところで見かけます。

その存在感が大きく感じられるのです。

数日前に、木曽川西岸の駐車場近くの広い芝生の上で、ヒバリの小群が餌を探しながら歩き回っていました。

ここ数年、冬から春にかけて見かけているので、ここ周辺に棲息していると考えられます。

春になると土手の上で、頻繁にヒバリの囀りを見かけます。

私の中で、ヒバリといえば麦畑という対連合が形成されていますが、どうもヒバリは開けた明るい芝生や土手にも、棲息しているようです。

そういえば、ヒバリを雑木林の中や、川沿いの水辺で見かけたことはないので、棲息する環境は、こうした明るい場所ではないかと思われます。

同じような名前の冬鳥のタヒバリは、麦畑だけでなく、水辺でも見かけるので、習性が違っているようです。

もうすぐ春がやってきます。

そして繁殖期になると、木曽川の土手や川と土手の間の叢の中で子育てするのではないかと思われます。

その時期になったら、またヒバリを観察に行きたいと考えています。

(スズメ目 ヒバリ科)

カモ撮りこうちゃん