木曽川で2月末にタゲリを数羽見かけた!
砂浜や泥地で餌を探す
3羽で飛翔
3羽で餌探し
今年も2月下旬になると、マガモが木曽川に繁殖地へ帰る準備のために集結し出すと思い、木曽川の立田大橋を越えて木曽川西岸の駐車場に車を置いて、土手を北に向かって歩きました。
木曽川には石が積まれた堰や、岸辺近くにコンクリートの杭が沢山立っています。
長良川にはそれらがないので、カモたちは木曽川の方にいることが多いようです。
やはりこの時期には、マガモが沢山見られました。
前回書きましたが、そこで初めてトモエガモの群れが休んでいるのを見かけました。
何年か前に福田川に紛れ込んでいたトモエガモを撮ったことはありますが、これほど多くのトモエガモを見たのは初めてでした。
今年の日本海の大雪で太平洋側に避難してきているのではないかと思われます。
ちょうどこの時は干潮で水辺が後退して、砂浜や泥地が現れていました。
そこでタゲリを3羽見かけたのです。
昨年も5~6羽位見かけました。
秋口には見かけていなかったので、きっとこの時期にやってきたのだと思われます。
飛島村のタゲリも、3月上旬になると見かけなくなります。
北帰行のために、きっと木曽川に集まるのではないかと思われます。
この3羽が、飛島村のタゲリかどうかは分かりませんが、昨年木曽川で見かけた時には、それが飛島村のタゲリかどうかを確かめに行きました。
飛島村にいなくなっているか確かめたのです。
その時にはまだタゲリがいたので、木曽川のタゲリは、他で場所で越冬したものが来ているのだろうと推測しています。
木曽川で見かけたタゲリは、砂浜や泥地で懸命に餌を探していました。
途中でゴカイだと思われるものを嘴で引っ張っている様子も見かけました。
もう少し経つと、マガモの大群もタゲリたちもいなくなるのではないかと思われます。
毎年のこととはいえ、北帰行するカモやタゲリたちを見ると、なぜか寂しい気持ちになってしまうのです。
何なんでしょうね。
(チドリ目 チドリ科)
カモ撮りこうちゃん