久し振りにアオジを見かけたけど!

宝川土手で見かけたアオジ

宝川土手で見かけたツグミ

宝川土手で見かけたモズ

ここ2年程前から、宝川や善太川の土手でこれまで見かけていた冬鳥たちを余り見かけなくなってきました。

見かけたとしても数が少なくなってきているようなのです。

例えばカシラダカ、オオジュリン、ベニマシコなどは2年程見かけていません。

今年になって毎年見かけていたオオタカも一回も見かけておらず、とても不思議に思っています。

見かけたとしても数が少ない感じがするものに、タヒバリ、ツグミ、アオジなどがあります。

それに較べると、留鳥のカラスやムクドリの数はだんだん増えてきているように感じます。

他にもスズメなども数も回復している感じです。

オオタカやハイタカなどは、四六時中カラスに追いかけられていたので、来なくなった可能性があります。

でもカシラダカ、オオジュリン、ベニマシコ、タヒバリ、ツグミ、アオジなどの数が減ってきているのは、カラスなどが増えたという理由ではないと思われます。

蟹江周辺でもだんだんと都市化が進んで、田んぼだった所に家が建ったり、工場が建ったりしてきています。

そんな環境の変化が関係するのか、それとも繁殖地や渡ってくる経路での問題なのかは分かりませんが、とにかく数が減ってきたなぁという実感を強く感じるのです。

それでも先日、宝川の土手を歩いていて、さっと飛んでいく野鳥を見かけて、その鳥がブッシュの小枝にとまりました。

それを土手の上から撮りました。

偶然に少しピントが合って写っていたのは、アオジでした。

アオジは本来、臆病な鳥ですぐにブッシュの中に隠れてしまいます。

そのアオジを一瞬でも撮れたのは幸運だったと思いました。

数年前までは、飛んで逃げていく場面を何か所かで見かけていたのですが、今はそうした場面が少なくなっています。

とても残念だと思いながら、写真に写った写真を眺めてしまいました。

(スズメ目 ホオジロ科)

カモ撮りこうちゃん