木になっているバンペイユを初めて見かけた!
木になっているバンペイユ
大きなバンペイユ
バンペイユの果肉
バンペイユはミカンの仲間では最大の大きさです。
人の顔くらいの大きさがあります。
このバンペイユを初めて見たのは、昨年の愛西市の地産市場「道楽の郷」でした。
250円の値段がついたバンペイユを買ってきて、それを食べてみたのです。
中果皮が厚くて、食べる内果皮の部分は余りなく、色合いはグレープフルーツ様であまり甘くはありませんでした。
このバンペイユは熊本県が生産の中心地だと聞いていましたが、愛西市の地産市場でも売っているので、この近くでも作っていると思っていました。
いつかそれを見てみたいと思っていたのです。
数日前に弥富市「海南こどもの国」にスタジイの実を採りに行きました。
何本かのスタジイの木の下に殻斗に包まれたドングリをいくつか見かけました。
そのドングリを取り出して齧ってみましたが、ナッツのような味で苦味はなく、美味しく食べられました。
そして園内を歩き回っているとフェンスにトキリマメが赤い豆と、黒いタネがなっているのを見かけて写真を撮りました。
でも逆光だったのでうまく撮れず、そこで「海南こどもの国」からの帰りに、外の道路からトキリマメの写真をフェンス越しに撮ったのでした。
帰りに少し南側を通ると、畑で何人かが木の枝切りをしていました。
そこはミカンの仲間の大きな実がなっていました。
最初はブンタンかと思ったのですが、作業している人の近くまで行って、「これはブンタンですか?」と尋ねました。
すると「違う!」と応えました。
そこで「バンペイユですか?」と尋ねると、「そうです!」と応えました。
そこで「バンペイユの写真を撮らせてもらって良いですか?」と尋ねると、「良い!」ということだったので、写真と動画を撮りました。
枝切りと同時にバンペイユの実も採って、地面にいくつかおいてありました。
すると高齢者の女性が「このバンペイユを持って行って良いですよ!」というので、2つ取り上げて貰いました。
そして車に置いてから、またそこに行くと、「まだあげるから!」というので、計6個も貰いました。
「枝がついたものが良いだろう」といって、枝付きのバンペイユもくれました。
ここは弥富市で、愛西市の「道楽の郷」からはかなり離れているので、昨年買ったバンペイユは他の場所で栽培されているものと思われます。
熊本など九州で栽培されているものが、ここ西尾張でも栽培されていることに吃驚してしまいました。
数が少ないために流通には乗らないのだろうと思いますが。
今回は実際に生っているバンペイユを見かけたことで、時期的にまだ酸っぱい可能性がありますが、少し経ったら賞味してみたいと考えているところです。
(ミカン科 ミカン属)
カモ撮りこうちゃん