オオアオイトトンボに今年も出会うことができた!

2024.8.17に見かけたオオアオイトトンボ

2023.9.22に見かけたオオアオイトトンボの連結態

今年の名古屋は25日間続く猛暑日で雨が全く降らないまま、今日にいたっています。

叢の雑草などの多くの植物も枯れそうです。

タケなどは葉を丸めて暑さに対抗していますが、それでも枯れるかも知れません。

そんな中でも神社の境内など鬱蒼とした森や、ハリヨ公園の雑木林の中では、昆虫たちが少しは見られます。

猛暑の中、陽が当たっている所では、鳥たちはいうに及ばず、昆虫たちが飛んでいる姿を殆ど見かけません。

もし江戸時代なら日照りで大変だったのではないかと思われます。

それでも木曽三川(木曽川、長良川、揖斐)は滔々と流れ、それに繋がる用水路にも水が満たされていて、田んぼなどに入れる水は大丈夫そうです。

しかし今の時期に植えられているダイズ畑には水をやれないので、今のところ緑を保っているものの生長が妨げられて、いつも通りのマメができるか心配になります。

そんな中でハリヨ公園にオオアオイトトンボの写真を撮りに出かけました。

今年はここにいるハグロトンボの交尾態と産卵風景の写真と動画を撮ることができました。

いつか撮りたいと思っていた場面だったのです。

その公園内の端の雑木林で数年前にオオアオイトトンボを見かけました。

最初はアオイトトンボだと思っていたのですが、眼の色がブルーでなくて黄緑色なので、オオアオイトトンボではないかと判断しました。

他の細かいところはまだ詳しく分かっていません。

これまでアオイトトンボは一度も出会っていないことになります。

この時期なら、その雑木林の中にオオアオイトトンボがいるのではないかと思い入り込んで調べてみました。

木々の薄暗くなったところにオオアオイトトンボがとまっているのを確認しました。

雑木林のある薄暗い一定の場所付近にだけ、数匹のオオアオイトトンボがとまっていました。

見たところ、尻尾が太いメスだと思われるものもいました。

そこの場所はハグロトンボもたくさんとまっていました。

ハグロトンボもオオアオイトトンボも薄暗いところにいることが多いトンボです。

このオオアオイトトンボを見てみるとオスとメスが混在しています。

11月頃までこの雑木林で過ごし、その後はすぐ下の津屋川で産卵するのではないかと思われます。

写真を撮った時期は、まだ成熟期になる前の雑木林にいる時期で、オスとメスは混在して生活をしている時期のようです。

このオオアオイトトンボを写真や動画で撮ろうとすると、なぜか必ずぼけてしまいます。

撮影技術の未熟さだと思いながらも、残念でならないのです。

掲載した写真や動画がぼやけていることは了承してください。

よろしく願いいたします。

(アオイトトンボ科 アオイトトンボ属)

カモ撮りこうちゃん