ハッサク、アマナツ、ポンカン、イヨカンを食べてみた!

ハッサク

アマナツ

ポンカン

イヨカン

よく食べるミカンの仲間といえば、温州ミカンの仲間です。

この付近では多度ミカン、南濃ミカン、三ケ日ミカンなど生産地を冠したミカンが売られています。

先日海津市の農協で南濃ミカンを買いました。

それも小粒のものでした。

部屋の段ボールに入れておいたら青カビが生えてきました。

青カビを取り除こうと机の上に置いたら、青カビだらけになりました。

水を含ませたティッシュで拭きとりましたが、このまま乾燥したら部屋中に飛び散らかって大変なので拭き取ってポリ袋に縛って捨てました。

昔天童のびっくり市でミカンを箱ごと買ったら、箱を開けて中身を確かめてくれました。

中には青カビが生えているものがあって、新しいのと取り換えてくれました。

温州ミカンはとても傷みやすいようです。

蟹江では民家の畑や庭にミカンの仲間の木が植えられています。

キンカンやユズは何とか分かりますが、他の種類は同定できないままです。

また地産売り場の「道楽の里」ではハッサク、アマナツ、ポンカン、イヨカンやシラヌイ(不知火)などが売られています。

ポンカンとイヨカンは何となく区別できますが、ハッサクとアマナツは似ていてなかなか区別できません。

それでも食べてみたら区別できるのではないかと思い、それらのミカンの仲間を食べ比べてみました。

私の感覚では、ポンカンとイヨカンではポンカンが小さく、イヨカンが大きく、二つとも皮が向きやすいミカンの仲間です。

二つとも食べると甘く酸味は感じないのは共通しています。

またシラヌイは、熊本では糖度が高いものをデコポンと呼んで、その商標ブランドで全国に発送しています。

この蟹江周辺でも同じものが作られていますが、地産市場ではシラヌイという名前になっています。

これも皮は剥きやすく、ポンカンとイヨカンよりも甘い感じです。

ハッサクとアマナツの皮は厚く硬いので、なかなか手で剥くのが難しいほどです。

包丁で少し切れ目を入れると剥きやすくなります。

アマナツは小さい時から見かけていたナツミカンの甘い種類なので、甘さと酸味があります。

食べてみると甘さと酸味のバランスがよく美味しいミカンだと思います。

ただし少し苦味が残ります。

ハッサクは同じように甘さと酸味がありますが、食べた感じはさっぱりして、そのバランスが絶妙だと思います。

食べやすく美味しいミカンだと思います。

小さい時から温州ミカンがミカンだと思い込んでいた者にとって、皮の厚い剥き難いミカンの仲間は、なかなか手が出ないミカンだと言えるでしょう。

ましてや甘さと酸味があると余計にそう感じるのです。

市場で甘いだけのミカンの方が売れるのは仕方がないと思いながら、アマナツやハッサクの魅力に取りつかれ出している今日この頃です。

(ムクロジ目 ミカン科 ミカン属)

カモ撮りこうちゃん