天童の友人からシシユズの写真が送られてきた!

天童の友人から送られてきたシシユズ

団地の用水路脇のユズの木の実

地産市場で売られていたバンペイユ(晩白柚)

冬至の時期になるとユズ湯やユズを使った料理などが出てくるようになります。

そんな時期だからか、天童の友人からLINEでユズの写真が数枚贈られてきました。

その中に普通のユズと何倍も大きなユズの写真が並べて載っていました。

他に大きさを示すために、ロッテのトッポ(チョコレート菓子)を横に並べたものもありました。

蟹江では見かけたことがない程の大きさのユズです。

そのLINE情報によればシシユズとかオニユズ(鬼柚子)といわれているようです。

「旬の百材百科」によれば「獅子柚子とはムクロジ目ミカン科ミカン属ブンタン類(ザボン)。獅子柚子の名前は『・・柚子』となっていますが、獅子柚子(鬼柚子)はブンタンの亜種にあたります。中国が原産で奈良時代に日本に入ってきたとされています。その姿かたちはまさに『獅子』のような顔をしていますね。ダイダイのように正月に玄関などに飾ったりするのに使われるなど、食用というよりは観賞用に使われる事の方が多い果物です。獅子柚子は柚子ではなくブンタンの仲間なので、ユズのような強い香りは無く、ほのかに柑橘類の香りがします。とても大きな実で、直径20㎝前後にもなりますが、皮が非常に厚く、表面が滑らかではなくブクブクした感じに起伏しています。~中略~ 表皮と果肉の間には文旦と同じようにかなり厚く白い綿が詰まっています。中のサジョウはグレープフルーツ程の大きさで、水分少なめで触った感じはパサパサしています。~中略~ オニユズ(シシユズ)は関東以西で栽培されていますが、その物は柑橘としてはそれほど美味しいものでないので、経営的に栽培されている所はほとんどなく、家庭などの観賞用として園芸的に扱われています。」と記されています。

食べる対象ではないようです。

近くの地産市場の「道楽の里」に行ったら、似た「ばんぺいゆ」というミカンを売っていました。

初めて見るかなり大きいミカンです。

「旬の百材百科」によれば「晩白柚(ばんぺいゆ)の原産地はマレー半島で、文旦などと同じザボン(白柚)の一種です。柑橘類の中では、世界最大とも言われています。直径は20~25㎝、重量は1.5~2.5㎏にもなり、大きいものだと3㎏を超える物もあります。日本に導入されたのは1920(大正9)年とされ、熊本県八代群東陽村の植物研究家、島田弥市(しまだやいち)氏がベトナムのサイゴン植物園で発見したものを持ち帰り、栽培・普及に努めたものの、当時は広まらなかったようです。晩白柚(ばんぺいゆ)の名前の由来は、台湾で果実が白いみかんを白柚(ぺいゆ)と呼んでおり、熟すのが遅かったので晩(晩生)白柚とされたそうです。」と記されています。

この「ばんぺいゆ」は食べられるようです。

10年ほど前に鹿児島出身の同僚が、自宅から職場に大きな柑橘類の実を送ってもらったのを見たことがありました。

多分ブンタンかと思って今回問い合わせてみたら、「ブンタン」と「ばんぺいゆ」だったとの連絡を貰いました。

何と「ばんぺいゆ」だったのです。

とても驚いてしまいました。

初めて見たと思っていた「ばんぺいゆ」を見たことがあったからです。

(ミカン科 ミカン属 ブンタン類)

カモ撮りこうちゃん