立田でパパイヤらしい実がなっているのを見かけた!
12月15日に見かけたパパイヤ
12月12日付の中日新聞に「愛西市の立田地区に9月から、国の特別天然記念物のコウノトリが飛来している。12月に入って、1羽だったものが2羽となった。特産のレンコン若芽をカモから守るために張られた網に引っかかった際には、助け出すなど住民が温かく見守っている。」と載っていました。
もしかすると、そのコウノトリに出会えるのではないかと思い、立田のハス田に出かけました。
この辺りは私の定点観測地になっており、春になるとタシギやキジの写真などを撮りに行っている場所です。
立田の道の駅周辺はハス田が広がり、日本三大生産地と言われたことがあるのを納得できる程、ハス田が広がっています。
ここは木曽川の流れで運搬された土砂が堆積されて泥になった湿地帯です。
そこでイネを育てるのが難しいことから、ハス田にしてレンコン栽培が行われるようになった歴史があります。
立田の冬枯れしたハス田の周辺を車で走り回りましたが、コウノトリらしい鳥は見かけませんでした。
こんな広いハス田で見つけるのは大変なのです。
そこで木曽川の土手沿いの道路を走っていくと、畑の中に高い植物らしいものが植えてありました。
バショウほどの高さではありませんが、それでも雰囲気は何故か大きなトマトの茎のような感じを受けました。
その葉の出ている下に実が沢山ついていました。
瞬間的に実のつき方が図鑑で見るココアのようにも見えました。
見るからに南洋の植物の実です。
その実の姿から、もしかすると図鑑で見かけるパパイヤではないかとも思ったのです。
そんな南洋の植物が、この立田の畑で露地栽培されている筈がないと思いながらも、姿形はパパイヤみたいな植物の写真と動画を撮りました。
家に帰ってインターネットで調べてみると、やはりパパイヤではないかと思われます。
ウィキペディアには「メキシコ南部から西インド諸島を原産とする(草本性)常緑小高木である。16世紀初めにヨーロッパ人に発見された。多くの熱帯の国々で栽培されている。日本でも農業の対象になっている(九州では露地栽培も可能)ほか、沖縄などで人家の庭に自生している。真っ直ぐ伸びた茎の先に長い葉柄を持つ大きな葉が集中しており、葉質は薄くて柔らかい。葉はやや掌状に大きく切れ込みが入っている。花は茎の先端近く、葉の下側に出る。通常は雌雄異株で、雄花は長い花序になって垂れ下がる。花は黄緑色で目立たない。樹高は10m以上にも達するが、近年は栽培しやすい矮性種も開発されている。耐寒性に乏しく、生育適温は25~30℃、生育最低温度は15℃で、10℃以下になると生育を停止する。」と記されています。
まだ知り合ったばかりなので、これから生態など学んでいきたいと考えています。それにしてもこの辺りでパパイヤを見るとはなーと思ってしまいました。
(パパイヤ科 パパイヤ属)
カモ撮りこうちゃん