カワラケツメイの種をプランターに蒔いてみた!
カワラケツメイの実(マメ)
カワラケツメイのタネ
プランターで発芽したカワラケツメイ
カワラケツメイはマメ科ですが、蟹江周辺ではほとんど見かけません。
似たクサネムは畔や田んぼの中にたくさん生えているのですが、カワラケツメイは希少植物になってしまっているようです。
2022.8.11づけのblog「カワラケツメイはこの地域では珍しい存在らしい」で町内の蟹江城址には植えてあることを書きました。
このカワラケツメイを蟹江城址で見かけてから、その年の夏に愛西市の福原輪中の木曽川の西土手下で偶然見かけました。
木曽川の流れが関係しているのでしょうか、生えていた場所は砂地の土でした。
その翌年にも出かけると雑草刈りをした後で、全くカワラケツメイは見かけませんでした。
翌々年の夏になって、もしかしたら生えているかも知れないと思って周辺を探して見たら、見かけた場所から離れた場所に10本位のカワラケツメイが生えているのを見かけました。
見かけてから数回その様子を見にいきました。
すると花が咲き実(マメ)が生り始めたものもありました。
何とか実が落ちて来年に発芽できたらと思ったものの、その前に刈られる心配があったので、ポリバケツにそこの砂地の土と採った数本のカワラケツメイを持ち帰りました。
自宅のプラスチックのプランターにその砂地の土を入れカワラケツメイを植えて2階のベランダの日当たりの良い場所で育てました。
1本は途中で枯れましたが、後の3本は何とか細々と育ち、秋近くになって実(マメ)を付けました。
実が大きくなるのを待って、その種を封筒の中に入れて保存しておきました。
木曽川の西土手下のカワラケツメイが生えているところで、実に種があるものを探していくつか持ち帰りました。
その頃は多くの実の莢が捩れて、ほとんどの種が地面に落ちてしまっていました。
今年の5月中旬に自宅のベランダのプランターに種を蒔きました。
延べ数では20個くらいですが、1週間くらいすると3~4個発芽しました。
今は双葉の次の羽状複葉の葉が出始めたところです。
まだこれから他の種も発芽するのを期待しているものの、撒いた全てが発芽しそうにありません。
これから先も水を欠かさないようにしながら経過を見ていきたいと考えています。
(マメ科 カワラケツメイ属)
カモ撮りこうちゃん