キジの番いらしいオスとメスの動画を撮った!
土起こしした田んぼで餌を探すキジの番い
海屋で見かけたキジの番いとオスの雄叫び
春になると色々なところでキジを見かけるようになります。
といっても簡単に見かけられるというよりは偶然に見かけるだけです。
またオスが「ケーンケーン」と鳴くのでキジがいると分かることも原因です。
私が住む西尾張では愛西市の福原輪中や木曽川の東の土手付近、弥富市の海屋あたりで見かけていますが、ほとんどオスばかりです。
背を伸ばして羽ばたきしながら鳴きます。
その鳴き声はかなり遠くまで届きます。
このキジのオスに出会う回数を見ると、以前住んでいた天童周辺で見かけたキジに比べると随分少ないようです。
そのくらい天童周辺ではたくさんのキジを見かけていました。
キジのオスは縄張りを作って、そこにメスがやってくると交尾すると言われています。
ただそのメスも縄張りオスと交尾すると番いとして行動するかというと、そうでもないような話もあるのです。
他の縄張りに移動するとそこのオスとも交尾すると言われていて、基本的には乱婚と言われているのです。
私がこれまで見かけたキジはオスだけか、オスとメスが一緒にいるものがほとんどで、メスだけが単独で行動している場面は見たことがありません。
数年前には弥富市海屋の畑でキジのオスとメスを見かけました。
畑の中を一緒に行動していました。
ところが昨年はキジの姿を見かけませんでした。
余り飛翔力はないようですが、善田川や日光川に挟まれた三角地域の海屋から、川幅が数百メートルもある距離を対岸まで飛翔していってしまったのではないかと思われます。
先日飛島村服岡の土起こしした田んぼでキジのオスとメスが一緒にいる場面を動画に撮りました。
田んぼの端は小麦畑になっていて、危険があるとすぐそこに飛び込みます。
しばらくすると、そこから出てきて土起こしした田んぼで、また餌を探しながら啄んでいました。
その様子を見ると前から感じていたように、メスはとても臆病らしく危険を感じるとすぐコムギ畑に走って逃げ込みます。
オスはメスがいなくなっても周りの様子を見ています。
それでも危険を感じると、コムギ畑の方に移動していきます。
オスは危険があるかどうかを確認しながらメスを守っているように見えました。
オスとメスの様子から番いだろうなと思いました。
こんなオスとメスが一緒にいる動画が撮れることはなく、幸運だったと思っているところです。
(キジ目 キジ科)
カモ撮りこうちゃん