ハヤブサはやっぱり猛禽類だとつくづく思う
2023.2.15に見かけたハヤブサ
2020.9.11 キジバトを啄むハヤブサ
タカの仲間は猛禽類といわれています。
全てタカ目タカ科に属していると思っていましたが、「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と渓谷社)を見るとタカ目タカ科とハヤブサ目ハヤブサ科に分かれています。
進化の系統が違うようで、ハヤブサ科の仲間はインコやスズメの仲間から進化してきたようなのです。
タカ科の仲間は翅の先端部の翼先分離数が4~7枚なのに、ハヤブサの仲間は翼先分離数がゼロなのです。
私の印象では目も黒っぽい感じです。
虹彩も黒いのかも知れません。
タカ科のノスリも黒いので明確な区別にはなりませんが、私なりのハヤブサを認識するときの重要な判断基準の1つになっています。
先日(2月15日)に飛島村渚でハヤブサがコムギ畑に降りていました。
かれこれ2年半振りの再会です。
この地域にいつも住んでいるのではなさそうですが、たまに見かけることがあります。
その写真を撮りました。
この日は強風が吹いていた日で、獲物が捕れなかったようです。
すると離れた高圧電線の鉄塔の天辺まで飛んでいき降りました。
その時見かけたハヤブサの顔は温和な顔つきに見えました。
2020年9月に弥富市海屋でハヤブサがキジバトを捕まえて電柱の上で啄み始めたのを見かけました。
空中でハトを捕まえる瞬間も見たのですが、残念ながら写真に撮れませんでした。
キジハトを掴んで電柱の天辺にとまって啄み始めました。
初めはハトも動いていましたが、首に嘴を食い込ませて動かなくさせてから啄み始めたのです。
そんな光景を写真で撮り続けました。
写真撮りは素人で初心者なので良い写真は撮れませんでした。
でもそのときのハヤブサの獰猛な顔つきは今でも忘れられません。
この付近では生態系の頂点に立っているハヤブサですが、それでも啄みながらもいつも周りを気にしていました。
先日見かけたハヤブサの温和な顔つきと、ハトを捕って啄み始めたときの顔つきがこんなに違うのかと驚いてしまいました。
昔勤め先の天井にハクビシンが住み着き、それを大きなネズミ捕りで捕獲したことがありました。
捕獲したハクビシンは野生の獰猛な動物そのもので、歯をむき攻撃的な行動をとっていました。
近寄ると危険だという印象を持ったものです。
動物園で見られるニホンザル、クマやイノシシなどの動物は可愛いと思わせますが、実際に野生状態の動物はそんなものではありません。
とても危険です。
小型のハヤブサであるチョウゲンボウでも、電柱や電線にとまっているときはとても優しい感じがします。
でも獲物を狩って飛んでいる時の顔つきや啄んでいるときは違います。
そんな顔つきの違いを見て、ハヤブサは猛禽類だなぁと再認識した次第です。
(ハヤブサ目 ハヤブサ科)
カモ撮りこうちゃん