アカキャベツ畑を初めて見かけた
アカキャベツ畑
キャベツ畑
キャベツの花
他でも書いたように、日本の農業はここ十年ほどで大きく変わった印象があります。
個人経営だった農業が企業や農協などによる大型農業に変わってきたのです。
畑や田んぼの一区画がとても大きくなり、大型機械を入れた農業に変貌しているのです。
それでも日本人は土地への執着が強いので、その区画の昔に細分化されていた、それぞれの土地の所有者は、依然として元のままだと思われます。
つまり土地を借りて、区画を広げて農業を行っているのです。
大型化による作物の生産性はこれまでよりは高くなって、国際的な価格競争に太刀打ちできる可能性はありますが、大型化といってもアメリカ、カナダ、オーストラリアの農業に比べれば小規模ではないでしょうか。
飛島村ではこうした農業が行われていて、稲作か麦作の2毛作だった作付けがダイズ、キャベツやホウレンソウなどを植えるようになりました。
一面のダイズ畑やキャベツ畑になってしまうのです。
北海道のジャガイモ、タマネギ、コムギやアズキなどの畑の光景を想い出すほどです。
でも北海道に比べれば、小規模には違いないと思いますが。
数年間その畑を見ていると、収穫時期を逃して、キャベツは3月を過ぎて花を咲かせている畑がありました。
ホウレンソウも花が咲いて、商品にはとてもならない代物で、その後耕運機でホウレンソウを埋め立ててしまいました。
作付けは計画通りに行われていても、収穫時期を見計らって、人員を配置するマネージメントの確立には至っていない印象を持ちました。
数日前に飛島村でキャベツ畑近くを車で走っていたら、そこに赤紫色のキャベツを植えてある畑がありました。
近くまで行ってその動画を撮りました。
スーパーでたまに見かけることはありましたが、こんなキャベツなんだなあと思ったものです。
ウィキペディアには「赤キャベツはキャベツの品種の1つである。栽培される土壌によって色合いが異なり、紫キャベツと呼ばれることもあるが、同一の種類である。葉は暗赤色から紫色であるが、アントシアニン系の色素のため、その色は土壌の水素イオン指数(PH)によって変わる。酸性土壌ではより赤く、中性ではより紫色に、アルカリ性では黄緑色になる。そのため、同じ種類の植物が地域によって違う色で知られる。アカキャベツのしぼり汁は、酸塩基指示薬として使える。~中略~ 赤キャベツは、通常のキャベツと比べてビタミンAを10倍、鉄を2倍含む。」と記されています。
酸とアルカリを調べるリトマス試験紙の役割ができるという訳ですね。
昔アサガオの赤いハナビラで同じことをした想い出があります。
ブルーベリーのように目にも良い効果があるのかも知れませんね。
本当かなー。
(アブラナ科 アブラナ属)
カモ撮りこうちゃん