ヤマボウシの実を先に味わってしまわれた!

知人が天童高原で見かけたヤマボウシ

園芸種のヤマボウシ

知人の庭のヤマボウシ

山で見かけたヤマボウシ

東北では山の中や街路でヤマボウシを見かけることがありました。

セイヨウハナミズキに対して、ヤマボウシをニホンハナミズキと聞いたことがあります。

出典元は分かりません。

私の中ではこの二つは比較対照する植物になっています。

2022.1.14づけの「奥床しい風情を感じさせるヤマボウシ」で書いたのですが、ヤマボウシの実は食べられるようなのです。

仙台の知人宅でもヤマボウシが植えられていて、秋になると赤い実がなります。

ヒヨドリなどが来て啄んでいました。

美味しいのだろうかとずーっと思っていたのです。

「日本の樹木」(林弥栄編 山と渓谷社)のヤマボウシには「10月頃に赤く熟し、食べられる。」と記されています。

そこでいつか食べてみたいと思っていたのです。

最近は蟹江周辺でも庭木として園芸種のヤマボウシが植えられています。

花の数も多く華やかな感じです。

私はセイヨウハナミズキよりヤマボウシの素朴さが好きだったのですが、園芸種のヤマボウシは華やか過ぎて引いてしまう感じがします。

春に何回かヤマボウシの花の動画を撮りました。

今は赤くなる前の実がなっているはずですが、実がなっているか確認していません。

近いうちに確かめたいと思っています。

数日前、天童の知人からお子さんたちと天童高原に出かけて、ナナカマドとヤマボウシを見かけたと、その写真を送ってくれました。

その中にヤマボウシの実を食べたこと、その味の感想が書かれていました。

ヤマボウシの木に「材質がきわめて堅い。4枚の白くてきれいな装飾花をつける。果実は赤く熟し食べられる。」と記されていたからのようです。

「味はリンゴとキュウイを合わせた味です。」と書かれていました。

先を越されたという感じになりました。

書かれている味なら美味しいだろうなと思ってしまいました。

いつか東北に行って山に入りヤマボウシを見かけたら、是非味わってみたいと思います。

そんな気持ちが大きくなっています。

(ミズキ科 ミズキ属)

カモ撮りこうちゃん