今でもやっぱり分からないツバメの行動
先日海津市南濃町早瀬のコンクリートの農道で、ツバメの群れを見かけました。
数羽という数ではなく数十羽の群れです。
この日は気温が高く風も強い日の午後でした。
最初見た時は農道沿いの電柱の電線にとまっていました。
反対側の樹木の天辺あたりにとまっていたのが、反対側の電線に移動してきたのです。
強風のために電線近くでホバリングしているツバメもいて、そのあと電線にとまりました。
とまっているツバメのうち数羽のツバメは飛び立って、水を張ってあるイネが植わっていない水田の上を飛び回っていました。
餌を探しているような風情でした。
そこで私は電線にとまっているツバメの動画を撮りました。
すると電線にとまっているツバメの群れは飛び始め移動して、私の車の先の道路に降り立ちました。
20羽以上の数です。
気温が高いので電線が熱くなっているから道路に降りたったのだろうかと思いました。
他のツバメも飛んできて降りました。
中には地面で何かを啄んでいるものもありますが、そこに留まっているのがほとんどです。
2021.7.18づけのblogで書いたように、昨年も同じ時期に飛島村三福の用水路脇の農道で、地面に降りていたツバメを見かけました。
同じ時期なのが気になります。
この時期は、ツバメの幼鳥が巣立って親子で群れ行動する時期のように思われます。
ウィキペディアには「巣立ちを終えたヒナと親鳥は河川敷や溜池(ためいけ)の葦原(アシハラ、ヨシはら)などに集まり、数千羽から数万羽の集団ねぐらを形成する。小規模ではあるが、繁殖前や繁殖に参加していない成鳥も集団ねぐらを形成する。」と記されています。
それにしても昨年と同時期に、群れで地面に降りているのは何故なのか、理由が全く分かりません。
何か理由があるはずだと思うのですが。
こうしたツバメの行動の事実を記しておくことに意味があるだろうと思っています。
いつか地上に降りる理由が分かることを期待しています。
(スズメ目 ツバメ科 ツバメ属)
カモ撮りこうちゃん