分からなかったヒタキの仲間はノビタキだった

蟹江周辺で鳥の写真を撮っていると、知らない鳥に出会います。

そんな時は姿形から似た鳥の仲間に違いないと思って、図鑑など資料を調べます。

ところが図鑑に載っている写真や絵は数枚で、結局は同定するのが難しいことが多いのです。

鳥の専門家が近くにいて、見た瞬間どれだと教えてもらえると助かるのですが、どこで聞いたら良いか分かりません。

ある時、愛知県弥富野鳥園で野鳥写真展の募集があり、それに応募したのをきっかけで、担当者の方に問い合わせをしたことがありました。

アイパッドで鳥の写真を見ながら慎重に応えてくれましたが、それでも不明なままの鳥もありました。

鳥について初心者なので、少しずつ鳥の名前や習性を学んでいるのですが、未だに名前が分からないものがあり気になって仕方がありません。

そんな鳥が数種類います。

そんな時フェイスブックを見ていたら、野鳥の愛好者サークルがあって、色々の鳥についての情報交換をしていることを知りました。

そのサークルにヒタキと思われる鳥の写真を数枚載せて投稿したところ、掲載されませんでした。

「会員制のサークルなので審査しています。」と載っているのです。

私は軽い気持ちで投稿したのですが、投稿基準があって「必ず撮影地、撮影日を明記すること」と記されています。

私の投稿では凡その日付だけで撮影地は載せませんでした。

長い間ペンディング状態だったので、10日ほど経って基本情報を明記しなかったことがその原因だと考えて、元の文章を削除し新たに作成し直して投稿しました。

投稿文は「2020年10月6日に愛知県愛西市の田んぼの畔の杭にとまっていました。ジョウビタキかと思ったのですが様子が違っています。ヒタキの仲間でオスではないかと思われます。ご存知の方があれば、是非教えてください。お願いします。」という内容です。

すると無事に掲載されてすぐ反応がありました。

ノビタキだと教えてくれました。

撮った鳥の写真は、図鑑に載っているノビタキの写真と随分雰囲気が違っています。

実際に見かけている人たちはノビタキに接しているので瞬時に分かるのでしょうね。

私がジョウビタキを見たらすぐ分かるように。

このサークルに載っている鳥の中には、これまで見たいと思っていたものや私が知っているものも載っています。

私の投稿には130名を超える人が「いいね」をしてくれました。

同じ野鳥に関心と興味がある人たちがこんなにもいることに驚いてしまいました。

これからも撮った鳥の写真や、分からない時には投稿してみようと考えているところです。

(スズメ目 ヒタキ科)

カモ撮りこうちゃん