タデの仲間 蟹江ではシロサクラタデが咲いている
サクラタデ
シロサクラタデ
天童の山元沼の周りでは秋になるとサクラタデが咲き出します。
たくさんついている花茎の1つ1つの花はタデにしては割りと大きく、本当にサクラの花を連想させる感じがします。
サクラタデとは本当にうまくつけたものだと感心してしまいました。
タデでは赤マンマと呼んで遊んだイヌタデが良く知られていますが、タデの仲間には他にたくさんの種類があります。
例えばヤナギダテ、ポントクタデ、イシミカワ、ママコノシリヌグイ、アキノウナギツカミなどを想い出します。
まだまだ名前が分からないものもたくさんあります。
でもそんなタデの仲間で特に綺麗だなあと思うのはサクラタデとハナタデでしょう。
どの花も小さいのでよく見ないと分からないのですが。
蟹江に戻って夏になると白いタデ科の花がたくさん咲いているのを見かけました。
最初はどんなタデの仲間だろうかと思っていましたが、近くで見るとサクラタデのようです。
天童では白いサクラタデは見たことがありません。
サクラタデだと思うけどと、ずーっと思っていました。
天童のサクラタデは叢の一部に咲いているものが多いのに、ここでは群生して咲いているところがあります。
日光川ウォーターパークの大膳川の川辺では大量に咲いています。
清楚に咲いているというよりは、その存在感を誇示するような豪華な咲き方です。
先日その群生しているシロサクラタデが満開だったときには、クマバチとタイワンタケクマバチが集まっていました。
私のこれまでのサクラタデのイメージをひっくり返すようなシロサクラタデの咲き方です。
豪華そのものという感じです。
この辺りでは名前に由来するピンクのサクラタデは今のところ見かけていません。
きっと生えているのに見かけていないのかも知れません。
東北の天童と西尾張では気候も随分と違いがあります。
それらが植物生態に関係して植物も異なっているのではないかと思われます。
シロサクラタデはサクラタデのピンクが脱色した可能性があります。
最初はサクラタデだったものが、シロサクラタデと言われるほどに、その存在が当たり前になり認知されてきたのではと予想しています。
(タデ科 タデ属)
カモ撮りこうちゃん