ムクドリの群れがヤマグワの実を食べていた
昔は天童周辺でヤマグワを見かけました。
その実を採集して知人にあげてジャムを作ってもらいましたが、余り美味しくはできませんでした。
でも野生動物にとっては、この季節のご馳走だと思われます。
蟹江に戻って写真撮りに歩き回っていたら、ヤマグワの木があることに気がつきました。
この地方にもあるんだなあと思ったのです。
昨年定点観測地である永和の沼の雑木林にヤマグワが生えているのに気がつきました。
沼の竹林にあるヤマグワの実が熟す頃になると、ムクドリがやってきて実を食べていました。
その道に落ちている黒くなった実も採餌していました。
今年5月中旬になったら、他の雑木林にもヤマグワの木が何本も生えていることに気がつきました。
それも大きな木です。
ヤマグワの実が熟し始めると、ムクドリの群れが採餌しに来ます。
その鳴声もけたたましく、その存在感も相当なものです。
ムクドリにとってこの時期のヤマグワの実はご馳走に違いありません。
永和周辺で一年中これほどの数のムクドリを見かけることはないので、どこからやって来るのか分かりません。
でも実がなくなるまでい続けるのではないかと思われます。
観察していると、ひとしきり食べると飛んで行って、田んぼの畔に降りて休憩しています。
しばらくするとまたヤマグワの木に戻ってきます。
これを繰り返しているようです。
ムクドリにとって、ヤマグワの実は季節の恵みなんだろうなと思ってしまいました。
(スズメ目 ムクドリ科)
カモ撮りこうちゃん