オグロシギの不思議な習性を考える その2

一昨日に初めて6羽のオグロシギを飛島村の田んぼで見かけました。

夕方5時近くだったので、何とか写真と動画を撮るだけで満足していたのです。

帰ってから「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と渓谷社)のオグロシギの項目を調べてみると、記述の中に「採食行動中に、背の羽を数枚逆立てていることが多い。」と記されていました。

その記述部分がなぜか気になりました。

翌日には見かけなかったので、北に移動したと思い込んでいました。

次の日(翌々日)に行ってみると、なんと4羽のオグロシギを見かけました。

まだ残っていたのです。

2羽は見かけなかったので移動して行ったのだと思います。

採餌中と立ち止まっている時に、背中の羽を逆立てているかを動画と写真で確かめてみると、採餌中に背中の羽が数枚逆立てているのです。

立ち止まっている時は羽を立てている時と立てていない時がありました。

なぜこのように羽を逆立てるのか不思議です。

採餌中と立ち止まっている時は羽を立てている時と立てていない時がありました。

なぜこのように羽を逆立てるのか不思議です。

採餌中と立ち止まっていてるときに羽を逆立てる行動は、4羽のうち全てのオグロシギが羽を逆立てることから、これは生得的な本能行動ではないかと考えられます。

羽を逆立てる条件は何か。

「日本の野鳥」には「採餌中に羽を逆立てる」となっていますが、実際には立ち止まっている時にも逆立てるものがあったことから、採餌中に限定された行動ではないのではないかと考えられます。

昔、トゲウオの仲間のイトヨを飼ったことがあります。

水槽で産卵させ孵化まで進ませましたが、稚魚の体にカビが生えて途中で死んでしまいました。

イトヨはせいぜい20度以下でないと生存できません。

氷河期の名残の魚と言われています。

観察していると時々イトヨが背びれを閉じたり、開いて立てたりするのです。

その様子はまるでイトヨの感情表現のように見えました。

近くのメスへのアピール行動の1つかも知れません。

それを元に類推すると、このオグロシギの羽を逆立てる行動も感情表現ではないかと考えられます。

餌探しに夢中になっている時とか、満足して高揚している時などには羽を逆立てるのではないか。

地上を移動する場合には感情の起伏がないので逆立てないのではないかと考えてみました。

これは私の単なる仮説でしかありませんが、そんなことを考えさせるオグロシギの羽の逆立てる行動でした。

本当かなー!

(チドリ目 シギ科)

カモ撮りこうちゃん