サギの中でも一番小さいコサギ その1

蟹江周辺には何種類かのサギがいます。

他の地域に比べて、サギの種類は多いのではないかと思われます。

この周辺は水郷地帯で、たくさんの川や水田があり、採餌が容易だからだと思われます。

見られる種類はアオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ゴイサギ、アマサギです。

一年中見られるのはアオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギやゴイサギです。

春になると東名阪道(高速道路)の蟹江インター内の木々がコロニーになっていて、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ゴイサギなどが時期をずらしながら営巣し産卵・育雛をしています。

アオサギは2月下旬から、他のサギは6月中旬頃から営巣し出します。

シラサギと言われるダイサギ、チュウサギ、コサギの区別を今のところきちんとできていない状態でいます。

でもコサギだけは何とか、その特徴を手掛かりに区別できるようになってきました。

コサギはサギの中で一番小さいこと、嘴が黒いこと、長い冠羽があること、足の指が黄色いスリッパを履いていることなどで、他のサギと区別しています。

食性は、他のサギと同じで昆虫、小魚、ドジョウ、ザリガニやエビなどを採っているようです。

群れでいることが多く、善太川が干潮の時などは川で魚を狙っている姿をたびたび見かけます。

冬の寒い時期には、東名阪道の善太川に架かる高架橋の南側の橋桁で、並んで日向ぼっこしている姿を見かけます。

このようにコサギは一年中この辺りで生活している留鳥です。

(ペリカン目 サギ科)

カモ撮りこうちゃん