冬の川の土手やヨシ原で見かける野鳥たち
冬の蟹江周辺の日光川や善太川の土手で写真撮りをしていると、何種類かの野鳥を見かけます。
夏に比べると冬の方が多い感じです。
カモは越冬のため来ているとはっきり分かりますが、小さな野鳥の仲間は目立たないので分からないものが多いようです。
土手やヨシ原は一年中見かける留鳥と冬に越冬にやって来た野鳥が混在していて、夏に比べると賑やかな感じになります。
といっても夏は草丈が高く、樹木が生い茂っているのでその姿が分かりにくいことも、見かけない一因かもしれません。
一年中見かける野鳥は、カラス、スズメ、キジバト、カワラヒワ、ホオジロ、ムクドリやカワセミなどがいます。
秋から冬になると見かける野鳥にはツグミ、ジョウビタキ、モズ、ヒヨドリ、オオジュリン、カシラダカ、アオジなどが見られます。
ツグミやジョウビタキは大陸から、アオジ、オオジュリン、カシラダカは北海道や遠くはカムチャッカ半島から飛んでくると言われています。
2ヵ月間くらいの時間をかけて、前年来た場所にやって来るのではないかと思われます。
時々は漂鳥や迷鳥なども見られます。
これまで見たものではアトリやベニマシコです。
これらはその日か数日のうちに見かけなくなりました。
色々な野鳥がこうした土手やヨシ原を利用しています。
土手を歩き回っていると、ヨシやススキ類の種がたくさん落ちています。
ヨシ原や土手はそうして種の宝庫だと思うようになりました。
だから冬を越す野鳥たちの命を支えられるのだなあと再認識したものです。
カモ撮りこうちゃん